歯科医院で抜歯した8歳女児が死亡 大量出血により窒息か(コロンビア)

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2023年08月21日 05:11  Techinsight Japan

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歯科医院で治療を受けた後に亡くなった8歳の女児。母親は抜歯した娘が大量に出血し、その血液によって息ができなくなり死亡したと話している(画像は『Express.co.uk 2023年8月11日付「Girl ‘choked on her own blood’ and died after suffering a gushing haemorrhage at dentist」(Image: FACEBOOK)』のスクリーンショット)
南米コロンビアのある歯科医院で、8歳の女児が治療を受けた後に亡くなってしまった。女児の母親によると、抜歯後に大量出血した娘は息ができなくなり死亡したという。米ニュースメディア『Newsweek』などが伝えた。

コロンビアのトリマ県ホンダで現地時間4日、地元の歯科医院で治療を受けたサロメ・ボオルケスちゃん(Salomé Bohórquez、8)が死亡するという痛ましい事故が起きた。当時のサロメちゃんは「歯が痛い」と訴えていたことから、母親のアズセナ・トリアナさん(Azucena Triana)は娘を歯科医のホセ・エレーラ氏(José Herrera)に診てもらった。

診察の結果、サロメちゃんは奥歯が欠けていてその欠けた歯が歯茎を傷つけていることが分かった。そしてホセ医師の勧めにより、その日のうちに抜歯することになった。ところが抜歯後、大量に出血し始めたため、ホセ医師はサロメちゃんの身を案じてアズセナさんに「すぐに大きな病院に行くように」と伝えた。

サロメちゃんは同県にあるサン・フアン・デ・ディオス総合病院に搬送されたものの、病院でそのまま息を引き取ってしまった。最愛の娘を突然亡くしたアズセナさんは、悲観に暮れながらも地元メディアのインタビューに応じ、このように振り返っている。

「病院に到着した時、娘はまだ息がありました。でも病院側は、娘に何もすることができませんでした。そして娘は出血した自分の血で窒息してしまったのです。」

アズセナさんは、サロメちゃんが抜歯した箇所から大量に出血したことで窒息して亡くなったと主張しているが、今のところ直接的な死因は分かっていないようだ。またアズセナさんによると、サロメちゃんは以前から貧血気味で度々病院で治療を受けていたという。

しかしアズセナさんは、抜歯したホセ医師を「責めるつもりはない」と述べており、現在は検視結果を待っている状態とのことだ。亡くなったサロメちゃんは、双子の弟ニコラス君(Nicholas、8)と一緒に歌ったり、TikTokなどのSNSに動画を投稿するのが好きだったそうだ。

今回のサロメちゃんのように、抜歯後に亡くなってしまった事例は他にもある。中国のある男性は2020年、親知らずを抜いた後に出血が止まらず不安になり、Q&Aサイトに「親知らずを抜いた後に出血が止まらないのは普通のことなのか?」といった質問を投稿していた。男性はその2週間後に死亡したという。

画像は『Express.co.uk 2023年8月11日付「Girl ‘choked on her own blood’ and died after suffering a gushing haemorrhage at dentist」(Image: FACEBOOK)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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