前回からの続き。
私は、娘のだらしなさを友人のちえみさんに相談することにしました。ちえみさんの娘と私の娘は幼稚園の同級生でした。子どもたちは小学校から離れましたが、家が近所なので親同士だけでよく会っています。
娘は、電車を使って片道1時間かけて通学しています。
「『クラスでも部活でも仲の良い友達ができて楽しい』って話していたよ」と伝えました。私は心配しすぎなのでしょうか? その晩も娘は……。
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私はその日以降、いちいち小言を言うのをやめました。ミツキがだらだらしているときは、私自身のやりたいことを考えるようにしたのです。しばらくすると、ミツキが「部屋が散らかっていて集中できない」と言ってリビングで勉強するようになりました。学校の授業についていくのが大変になってきたようです。自分の部屋が「散らかっている」自覚が芽生えたようなので、そのうち部屋も片付けるかもしれません。
ときには前向きなあきらめも大切なのかもしれないと思いました。いまは、私の基準で考えずに娘のペースを尊重して過ごそうと思っています。私がピリピリしていないからか、家の雰囲気が少し和らいだ気がするので、このまま口うるさくしないように気を付けようと思いました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・べるこ 編集・秋澄乃
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