レアル・ソシエダ、アーセナルDFティアニー獲得に近づく…1年のレンタル移籍か

　レアル・ソシエダが、アーセナルに所属するスコットランド代表DFキーラン・ティアニー獲得に近づいているようだ。24日、イギリスメディア『アスレティック』が報じている。

　現在26歳のティアニーは左サイドバック（SB）を主戦場とするプレーヤー。母国の名門セルティックで頭角を表すと、2019年夏にアーセナルに完全移籍加入を果たした。程なくして定位置を確保し、主力選手として活躍していたものの、昨シーズンはウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ加入の影響で出場機会が減少。公式戦通算36試合に出場したものの、プレミアリーグでの先発起用は6試合にとどまった。

　今シーズンもコミュニティ・シールドでは途中出場を果たしたものの、プレミアリーグ開幕からの2試合ではベンチ外となっているティアニーは今夏の移籍市場での退団の可能性が浮上している。

　そして、今回の報道によると、レアル・ソシエダがティアニーをレンタル移籍で獲得することでアーセナルと合意に近づいているという。なお、買い取りオプションなどは付随しない契約になると見られているものの、レアル・ソシエダはレンタル料と同選手の賃金を全額支払うことになるようだ。

　なお、ティアニー自身は出場機会を求めて、レアル・ソシエダ移籍を望んでいることから、交渉がすべて順調に進めば、今週末にはメディカルチェックのために移動する模様で、加入が目前となっていることが報じられている。