限定公開( 1 )
その前日の8月24日、東京の新宿ピカデリーにて「連続上映記念 前夜祭」舞台挨拶が実施され、キラ・ヤマト役の保志総一朗が登壇した。最新作の公開決定後、保志が公の場で初めて『ガンダム SEED』シリーズについて語った。
「連続上映記念 前夜祭」当日、満席の会場には若年層も多く駆け付け、これまでの『SEED』をすでに見ている多くのファンたちで埋め尽くされた。MCの呼び込みをきっかけにして、「キラ・ヤマト、ストライク、行きます！」の台詞と共に保志総一朗が登壇。大きな歓声が沸き上がり、イベントがスタートした。
保志は来場者の様子を見て「アットホームな雰囲気かと思いきや、歴史の重みを感じますね。帰ってきました！」とコメントすると、会場には大きな拍手と声援が上がる。
約20年前に演じたキラについて聞かれると「当時は素直に演じていました。その時は等身大のキラになっていましたね。当時、キラというキャラクターは、はじめは繊細で、その後（周囲から）揉まれて、成長しました。アフレコ現場でも、（キラの行動が）僕の責任かのように言われたんですよ（笑）。でも、悩みながら、自分も毎週アフレコで成長していました」と、当時を懐かしんだ。
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また、当時のアフレコの様子について聞かれると「すごい緊張感がありましたよ。戦場のような雰囲気で、みんなで戦っている感じでした。みんな運命共同体で、一緒に頑張りました」と振り返る。次の台本が渡されるたび、「自分が生き残るかわからないという緊張感もあり、（他のキャストからの次週ストーリーについての）ネタバレを回避する戦いでもありました！」とのことで、笑いを誘った。
ここで保志にはサプライズとなる演出として、共演者のラクス・クライン役・田中理恵よりメッセージが到着した。「皆様、保志さん、こんばんは！盛り上がっていますか？ラクス・クライン役の田中理恵です。今日はご来場ありがとうございます！いよいよ「スペシャルエディション」連続上映が始まりますね！『SEED』、『DESTINY』、そして来年公開の最新作『FREEDOM』まで、一緒に楽しんでまいりましょう！では、このあとの上映もお楽しみ下さい」といったメッセージが流れ、保志は「びっくりした！本人が登場するのかと思った！」と驚きを隠せない。客席のファンからも歓声が上がった。
そして、新作『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の話題に移る。田中との共演について触れられると「ラクスが出ることはネタバレにならない？どこまで言っていいの？」とネタバレを警戒しつつも言葉を選び「アフレコで田中さんとは会いました。掛け合いもしましたよ。それぐらいは良いのかな？」とコメントする。自身のアフレコパートは、既に終了していることも報告した。
劇場版で再びキラを演じることになったことについては、「感慨深いですね。これまで、毎年ゲームなどでキラの台詞を言う機会はあったのですが、（シリーズ以降の）その先のキラの台詞は初めてでした。どのくらい大人にしようかなと。今のキラ、今の僕としてのキラを演じました。ただ懐かしさも感じてほしいですね」と話す。
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保志はイベントの最後には「こうして劇場で、『SEED』、『DESTINY』が楽しめること、連続上映してもらえることがうれしいです！来年の劇場版に向けてのイベントもあります。色々と楽しみにしていただきつつ、劇場版の公開はすぐだと思いますので、ぜひ、『SEED』、『DESTINY』を見て、『SEED FREEDOM』に向けて想いをぶつけてほしいと思います。楽しみにしていてください！」とコメント。観客からの大きな拍手の中、舞台挨拶の幕が下ろされた。
＜実施概要＞
■ 日時 ：8月24日（木） 19：00〜19：30 ※上映前舞台挨拶
■ 場所 ：新宿ピカデリー スクリーン1 （東京都新宿区新宿 3 丁目 15 番 15 号）
■ 登壇 ：保志総一朗 （キラ・ヤマト役） ／ MC ：吉田尚記 （ニッポン放送アナウンサー）
サプライズコメント ：田中理恵（ラクス・クライン役）
『機動戦士ガンダム SEED』『機動戦士ガンダム SEED DESTINY』スペシャルエディション HD リマスター
8/25（金）より 3 か月連続で劇場上映開始
（C）創通・サンライズ
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