N・フォレスト、チェルシーからMFアンドレイ・サントスをレンタルで獲得！…背番号は「12」

　ノッティンガム・フォレストは25日、チェルシーからブラジル代表MFアンドレイ・サントスをレンタルで獲得したことを発表した。

　レンタル移籍の期間は2023−24シーズン終了までで、背番号は「12」に決定。契約には買い取りオプションや義務などは付随していない。なお、ノッティンガム・フォレストにとっては、アメリカ代表GKマット・ターナー、アルゼンチン代表DFゴンサロ・モンティエル、スウェーデン代表FWアンソニー・エランガらに続く今夏6人目の新戦力となっている。

　2004年5月3日生まれで現在19歳のA・サントスは、母国のヴァスコ・ダ・ガマの下部組織出身で、2022年1月にトップチーム昇格を果たした。ボランチを主戦場に徐々に出場機会を増やすと、今年1月には1200万ユーロ（約19億円）とも報じられた移籍金でチェルシーに完全移籍加入。労働許可証の問題により3月に古巣にレンタルで復帰し、今夏にチェルシーへと戻っていた。なお、ヴァスコ・ダ・ガマでの通算成績は公式戦通算49試合出場9ゴールとなっている。

　A・サントスは世代別のブラジル代表にも名を連ねており、U−20代表の一員として臨んだU−20南米ユース選手権では、主将として全9試合中8試合に出場し6ゴールをマーク。大会得点王に輝き、チームを優勝へ導いた。また、5月から6月にかけて開催されたFIFA U−20ワールドカップでも主将として全5試合に出場。3月には記念すべきA代表デビューも飾っている。

　ノッティンガム・フォレストへの加入が決まったA・サントスは、クラブの公式サイトを通じて次のように喜びを語っている。

「ここに来ることができてとても幸せだし、興奮しているよ。ノッティンガム・フォレストが大きなクラブであることは理解しているし、良い選手を多く抱え、良いサッカーをしている。僕にとってそれは重要なことなんだ。プレミアリーグでプレーするのがずっと僕の夢だったから、試合に出場するのが待ちきれないよ」