田中碧、今夏にイングランド移籍の可能性が浮上! 2部リーズが獲得に向け交渉中か

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2023年08月28日 16:26  サッカーキング

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デュッセルドルフで活躍中の田中碧 [写真]=Getty Images
 デュッセルドルフ所属の日本代表MF田中碧に、イングランド移籍の可能性が浮上しているようだ。27日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 現在24歳の田中は2021年7月にデュッセルドルフにレンタルで加入し、翌年夏に完全移籍に移行。加入直後からボランチを主戦場に活躍し、ひざの負傷による離脱があった昨シーズンも公式戦25試合の出場で1ゴール3アシストを記録した。また、2019年にデビューを飾った日本代表でも中盤の主力に定着。昨年のFIFAワールドカップカタール2022で3試合に出場するなど、ここまで国際Aマッチ通算19試合に出場し3ゴールをマークしている。

 デュッセルドルフとの現行契約を2025年6月末まで残している田中だが、選手本人が他クラブでの新たな挑戦を望んでいると報じられるなど、かねてから今夏の移籍が取り沙汰されている。直近では、日本代表MF遠藤航(現:リヴァプール)が退団したシュトゥットガルトが獲得に興味を示し、ボーナス込みで総額270万ユーロ(約4億2700万円)のオファーを提示。しかし、クラブ間で金銭面の折り合いが付かず、交渉成立には至らなかった。

 そんな田中に、新たにイングランド移籍の可能性が浮上しているようだ。報道によると、チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)に所属するリーズが田中の獲得に向けてデュッセルドルフとのクラブ間交渉に臨んでいるとのこと。既に最初のオファーが届いており、その金額はシュトゥットガルトが提示した270万ユーロ(約4億2700万円)を上回っているようだ。リーズが値切り交渉を行なっているため、未だクラブ間合意には至っていないものの、「田中は数日以内にイングランドに移籍する可能性がある」と『ビルト』は指摘している。

 今夏には三好康児(バーミンガム)や坂元達裕(コヴェントリー)も新天地を求めたチャンピオンシップ。果たして田中もイングランド2部でキャリアの新たな章をスタートさせることになるのだろうか。移籍市場の閉幕が目前に迫るなか、動向に注目が集まる。
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