エアコンを集約、断熱素材でリノベの「低コストでQOLが高めの生活」を体感

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2023年08月30日 08:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
リアルは8月18〜20日、名古屋市内の3戸で省エネ、性能向上リノベーション(全館空調 エコキューブ)が体感できる断熱体感フェアを開催。



「高気密」「高断熱」「高機能換気」の3つのポイントから、一生気持ちよく暮らせる家を追求した「人生が変わる涼温なマンション」の暮らしを体感してみました。


○実際のマンション室内で、住まいの断熱が体感できるフェア



今回、名古屋市中村区の「シャトレ愛松名駅南」で開催されている断熱体感フェアに伺いました。



実際にリノベーションされたマンションのひと部屋が見学できるので、自分が住む時のイメージがつかみやすいですね。


とびらを開けるまでは「普通のマンションに来た」という印象でしたが、中に入ると玄関からフルリノベーションされており、「まるで新築マンションみたい」という印象を持ちます。

○エアコン1台で住居全室を一定の温度に



リビングに着くまでの間に感じた普段との違いが部屋の温度。



玄関から入り廊下を歩き部屋に着くまで、通常であれば感じる温度のムラをほとんど感じませんでした。


むしろ、入った瞬間から熱せられた外気とは違う涼しさを体感。


「省エネ、性能向上リノベーション」の物件は、全館空調により建物内の空気が一定の温度に保たれ、エアコン1台で家中の温度や湿度がコントロールできるので、エアコンの風が苦手な人でも快適に過ごせそうです。


こちらはエアコンのあるLDKの部屋から一番離れた場所にある洋室の温度計。この部屋の温度も、1台のエアコンで快適に保たれていました。


それぞれの部屋についた空気口に手をかざすと、涼しく快適な温度の空気が入ってきているのが感じられました。



空気口はお風呂場にも付いており、冬場はエアコンで設定した温かい空気が放出され、脱衣所を暖められることで、ヒートショックの予防にも役立ちそうです。



また、部屋ごとのエアコンを稼働させなくてよいので、光熱費もエアコン1台分に集約できます。



同社が『建もの燃費ナビ』の温熱計算ソフトで試算したところ、年間6万1,732円のエネルギーコストが削減できるそうなので嬉しいですね。


○24時間新鮮な空気で心も身体も健康に



新型コロナウィルスの影響でますます注目されるようになったのが、高機能換気システム。空気中に含まれるほこりや花粉、PM2.5やウィルスなどを排除することで、家の中の空気をきれいに保つことができます。


リビングの天井にダクトが付いていて、そこから酸素を多く含む新鮮な空気が24時間入ってくる仕組みになっています。新鮮な空気の中で暮らせるだけで、QOLも向上しそうです。


取り入れた新鮮な空気に熱だけを移す「第一種熱交換換気システム」の採用により、室内に快適な温度の空気が行き届く仕組みに。



夏場の暖かい空気、冬場の冷たい空気をそのまま取り入れないことで、室内の温度が快適に保たれます。

○断熱効果の向上で省エネ効果も



外からの熱の伝わりを少なくし室内の熱を逃がさないように、壁面には次世代断熱材(ミラフォーム)を使用しています。夏は涼しく、冬はあたたかく過ごせるための工夫のひとつです。


断熱材は年月が経つにつれて劣化していきますが、次世代断熱材は劣化しづらい点が特徴。まさに、「一生気持ちよく暮らせる家」を実現するカギを握っています。


窓にも樹脂製内窓を設置して二重サッシにすることで、高い断熱効果が期待できます。



断熱性の高さは冷暖房費が節約できる上、結露やカビによる住宅の劣化も防げるため、家を健康な状態に保てます。



電気代の高沸に伴い将来的にますます重視したい省エネ効果も、リノベーションにより実現できるのです。

○まだまだ広がるリノベーションという選択肢の可能性



資源高に伴うリノベーションの需要の高まりを話すのは、リアル代表取締役の片田一幸氏。


リノベーションに関心を寄せるのは、少し安くおしゃれで機能性の高い物件を検討している30代40代の層の他、戸建てに住んでいたが第二の住まいとして、段差のない住みやすい家に引っ越したいと考える高齢層までさまざま。



社会が求めている住み心地は、リノベーションで十分に実現できると、リノベーションの将来性を語ってくださいました。



おしゃれで快適という点では、まさにその通り!



キッチンはペニンシュラのシステムキッチンで便利に、浴室のシャワーには巷で人気だというRefa(リファ)のシャワーヘッドが。


フローリングも足元から快適に過ごせるような無垢フローリングになっていました。


玄関にもおしゃれなあしらいが。


新築マンション顔負けの素敵さを体感し、デザイン面と機能面の両方からリノベーションという選択肢の可能性の幅を感じました。



四季を楽しむ日本人の住まいとして、「省エネ、性能向上リノベーション」では夏も冬もエアコンだけで快適に暮らせる住まいを実現します。



「一生気持ちよく暮らせる家」で快適な暮らしをするために、「家の性能」に的を当てた住まいを検討してみると良いでしょう。



萩ゆう 全国各地を転々と暮らすWebライター。スポーツ系、おでかけ系メディアなどで執筆中。3度の飯よりランニングが好きで、フルマラソン3時間ぎりの記録をもつ。 この著者の記事一覧はこちら(萩ゆう)

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