マンUに痛手…DFヴァランが負傷で次節アーセナル戦を欠場へ、最長6週間の離脱に？

　マンチェスター・ユナイテッドは30日、元フランス代表DFラファエル・ヴァランの負傷について発表した。

　在籍3年目を迎えた今シーズンのヴァランはセンターバック（CB）の主軸として、プレミアリーグで開幕から3試合連続でスタメン出場を飾っていた。しかし、現地時間26日に行われたノッティンガム・フォレスト戦のハーフタイムで交代。試合から4日が経過した30日、クラブは同試合での途中交代が負傷によるものであったと明かした。

　マンチェスター・ユナイテッドの発表によると、ヴァランは今後数週間の戦線離脱が予想されており、現地時間9月3日に行われるプレミアリーグ第4節のアーセナル戦も欠場することになるという。なお、現時点で負傷箇所や具体的な状況については明かされていない。金曜日に行われる会見にて、チームを率いるエリック・テン・ハフ監督が最新情報を提供する可能性があるという。

　30日にイギリスメディア『BBC』が報じたところによると、ヴァランは最長で6週間の戦線離脱を余儀なくされる可能性がある模様。一方で同日のイギリスメディア『アスレティック』は、同選手が数週間に渡って戦列を離れることになると前置きしつつ、マンチェスター・ユナイテッドは6週間以内の復帰を確信していると報じた。アーセナル戦後には代表ウィークが控えているため、欠場試合数は最低限に抑えられるとの見方も示されている。
　　
　現在30歳のヴァランはレアル・マドリードで約10年間に渡って活躍した後、2021年夏にマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍で加入。すぐさまCBの主軸に定着し、ここまで公式戦通算66試合に出場し2ゴール1アシストをマークしている。在籍2年目の昨シーズンは公式戦34試合に出場。カラバオカップ制覇やFAカップ決勝進出、チャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得に大きく貢献した。