セレクトショップ「カオス」がカフェ併設の複合店舗を初出店 ニュウマン新宿店を移転リニューアル

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2023年08月31日 22:12  Fashionsnap.com

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 アダストリアの100%子会社エレメントルールが運営するセレクトショップ「カオス(Chaos)」が、ニュウマン新宿店を移転リニューアルし、新業態カフェ「ヴィブダイン カオス(VIBDIN Chaos)」を併設した初の複合店舗として10月17日にオープンする。「静と動」をテーマに、カフェではオリジナルの深煎りコーヒーを提供する。

 ニュウマン新宿店はカオスの中でも一番店だが、店舗面積の狭さが課題だったという。リニューアルでは現在のM2階から4階にあった「ブルームアンドブランチ(BLOOM&BRANCH)」跡に移転。売場面積は約181平方メートルで倍近く拡大し、フィッティングルームを3室設けるなどゆったり買い物できる空間を整えるほか、来春以降は現在も取り扱っている「ザ・ロウ(THE ROW)」をはじめとするメゾンブランドのラインナップを充実させる。オリジナルとセレクトの比率は従来通り7対3の予定。
 カオスはアパレル以外のライフスタイル領域の拡充を進めており、カフェの展開はその一環。ブルームアンドブランチの店舗でもコーヒーの提供を行っていたことから設備が整っていたといい、ディレクターの櫛部美佐子自身がコーヒーを日頃から好んでいたこともあり新業態としてカフェの導入を決めた。メニューはアイスコーヒーやホットコーヒー、エスプレッソ、カフェラテを揃える。価格は現時点で未定。カフェスペースの面積は約16平方メートルで、テイクアウトを基本としながらくつろげるスペースも用意する。今後は2ヶ月に1回、コラボレーションも視野にイベントを開催していく考えで、人が集うコミュニティの場としても運営していく。
 リニューアルの店舗では、好評価だというオリジナル商品の2023年秋冬コレクションを販売。今シーズンは、素材の品質を追求するカオスらしく、リャマの素材を使ったコート、ニット、ストールの3アイテムが登場するほか、850フィルパワーのオリジナルダウンや、毎シーズンの定番のオリジナル素材「スーペリア」生地からロング丈のコートなどをラインナップ。軽衣料やパンツ類も強化している。

 また、今シーズンから新ブランド「デガージェ(DEGAGE)」がデビュー。カオスよりも価格帯を引き上げ、より上質なアイテムを揃えるラインと位置付けている。ブランドデビューを記念し、8月30日から9月19日まで伊勢丹新宿店 本館3階でポップアップを開催している。
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