神戸、元スペイン代表MFフアン・マタ加入を発表！　背番号は「64」に決定

　ヴィッセル神戸は3日、元スペイン代表MFフアン・マタが完全移籍で加入することを発表した。

　1988年4月28日生まれのマタは現在35歳。レアル・オビエドやレアル・マドリードの下部組織で育ち、2007年に加入したバレンシアで頭角を現した。バレンシアでは4シーズンプレーし、公式戦174試合で46ゴール52アシストを記録。2007−08シーズンのコパ・デル・レイ（国王杯）優勝にも大きく貢献した。

　2011年夏にはイングランドの強豪チェルシーに移籍。加入初年度には決勝戦で貴重な同点弾をアシストするなど、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ（CL）制覇に大きく貢献した。最終的には公式戦通算135試合に出場し、33ゴール57アシストを記録。チェルシーではCLの他にヨーロッパリーグ（EL）やFAカップのタイトルも獲得している。

　そして、2014年1月にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍。加入後はチームの司令塔としてスタメンに定着。8年半在籍で公式戦通算285試合出場で51ゴール47アシストを記録し、ELやFAカップといったタイトル獲得に貢献した。また、2009年3月にスペイン代表デビューを果たし、通算41試合出場で11ゴール8アシストを記録。2010年の南アフリカ・FIFAワールドカップ優勝、2012年のEURO優勝などを経験した。

　契約満了に伴い、2022年6月にマンチェスター・ユナイテッドを退団すると、同年9月にトルコのガラタサライに加入。2022−23シーズンは公式戦18試合出場で3ゴール2アシストを記録したが、契約満了で1年で退団となり、フリーとなっていたなか、神戸加入が決定した。

　なお、背番号はガラタサライ時代と同じ「64」に決定。2日に加入が発表されていたハンガリー代表MFバーリント・ヴェーチェイともに、3日15時から新加入会見が行われることも発表されている。