吉田正尚、2戦連発の中越え15号2ラン　レッドソックス3連勝でPS圏に最接近

● レイズ 3 − 7 レッドソックス ○
＜現地時間9月4日　トロピカーナ・フィールド＞

　レッドソックスの吉田正尚外野手（30）が4日（日本時間5日）、敵地でのレイズ戦に「6番・左翼」で先発出場。15号2ランを含む2安打2打点をマークし、チームの3連勝に貢献した。

　2打席凡退で迎えた6回の第3打席、鮮やかな左前打を放ち3試合連続安打をマーク。5−3と2点リードで迎えた8回の第4打席は、レイズの4番手右腕・キトレッジからダメ押しの15号2ランを放った。高めのシンカーを振り抜いた打球は、速度104マイル（約167キロ）、飛距離406フィート（約128メートル）で左中間フェンスをオーバー。前日3日（同4日）のロイヤルズ戦では決勝の14号3ランを放っており、2試合連発はメジャー挑戦後初となった。

　吉田は8回裏の守備から交代となり、4打数2安打2打点の活躍でお役御免。マルチ安打は今季46度目となり、打率は.298、OPSは.821となった。

　レッドソックスは初回に3点を先取されるも、1点を追う6回に4番・カサズが23号3ランを放つなど鮮やかな逆転勝ち。3連勝で貯金は再び6となり、ポストシーズン（PS）進出圏内のワイルドカード3位・レンジャーズとのゲーム差は4.5に縮まった。