子どもを発達専門機関に連れて行くことを拒否する旦那!どうすれば説得できる?説得しなくてもいい!?

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2023年09月08日 12:40  ママスタセレクト

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保育園にするか幼稚園にするか、私立に行くか公立に行くかなど、子育ては選択の連続とも言えます。親の事情や希望は当然あるものの、なによりも子どもにとって最善の環境を用意してあげたいと思うのが親心でしょう。そんななか、現在3歳8ヶ月のお子さんを持つ投稿者さんからこのような投稿がありました。
『3歳児健診のときに言葉の発達が気になったため、何度か役所で発達相談をしていました。 今日、発達専門の機関に行くことを勧められました。よく喋りますが理解力に凸凹があり、言葉だけの説明ではあまり理解できないことや環境に対しての適応しにくさを感じます。発達専門の機関を勧められたことを旦那に伝えましたが、「そんなのは必要ない!」と拒否。どう説得したらよいのか……』
投稿者さんも旦那さんも障がい者支援の専門員をしているため、職業柄ある程度の知識があるそうです。そのせいもあって「いま問題がないのだから大丈夫」と悠長な態度でいる旦那さん。投稿者さんは役所で複数回発達相談をして、推奨された専門機関に行こうとは思っているものの、旦那さんが拒否しているそうです。旦那さんをどのように説得すればいいのかとママたちに意見を求めていました。この投稿に対してどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。

「発達」というワードを出さずに相談してみるのは?


『子どもの発達の遅れを認められないとか「まだ小さいんだからこんなものよ。気にしすぎだよ」って感じの保護者は結構いる。ママは心配しているけど、パパやおばあちゃんがなかなかとか。「とりあえず勧められたから行ってみる。何もなければそれでいいし」って何となく通い始めてしまってもいいと思う。そこからは「必要って言われたからまた行く。説明が必要ならあなたも一緒に来て?」と言ってみたらどうだろう』
『発達とか言うからだよ。普通に「子育てについてヒントをもらえるところに行くよ」じゃダメ?』
投稿者さんと同じようにわが子の発達相談や専門機関受診、療育などの経験があるママたちからさまざまなコメントが集まった今回の投稿。まずとあるママが指摘していたのは、旦那さんが「発達」や「障害」「遅れ」といった言葉に敏感になっているのではないか? ということでした。旦那さんは福祉職をしているため、障害のある人と接する機会も多いのでしょう。旦那さん自身が発達障害や発達の遅れといわれる状態に一定の知識やイメージがあるからこそ、「専門機関に連れて行くほどの状態ではないはず」と考えてしまうのではないでしょうか。旦那さんにはまずは「発達」などの言葉は出さずに「子育てのヒントをもらいに行く」と言い方を変えてみるのも効果的かもしれません。またハッキリと「発達専門の機関に行って診てもらう」と伝えると仰々しい雰囲気が出てしまいますが、「市役所に勧められたからとりあえず行ってみる」といった、ライトな言い方に変えてみるのもいいかもしれませんね。
『うちはそれで意見が分かれて、なんとなく上手くいかなくなって離婚したよ。結果やっぱり発達障害があったけど普通に進学した。今になれば「そんなの必要ない」と言った元旦那も正しかったのかも。でも早めに療育に行かせたからかもしれないし、わからない』
実際に今回のようなケースを夫婦で話し合ったところ、意見が分かれて離婚に至ったという経験談を寄せている人もいました。投稿者さんと同じようにママは「行ったほうがいい」と思っていても、旦那さんが反対するパターンは少なくないことがうかがえます。

旦那さんに相談せずに勝手に連れて行ってもいいんじゃない?

『説得しなくてもいいんじゃない? すでに専門機関に行くことを勧められているなら行ったほうがいい。そこで何もなければ旦那さんには何も言わなくていいし、何かあったら事後報告。大事なのはお子さんの人生。早く療育を受けられたら、よい方向に進むかもしれないんだから。私なら内緒で専門機関に連れていくな』
『メインで子どもの面倒を見るのはあなたでしょ? あなたの希望が優先でいい。すぐには説得できないと思うから先にさっさと進めてしまいなよ』
どのように旦那さんを説得したらいいのかと悩んでいた投稿者さんですが、「反対するなら説得せずに勝手に連れて行けばいいのでは?」というアドバイスも寄せられていました。仮に旦那さんを説得できずに専門機関に行かなければ、このままお子さんの発育に不安を抱いたまま生活を続けることになるでしょう。そして明らかな発達の遅れが出てきた場合、しかるべき対応をしてこなかったことで、これからの日常生活や学校生活で困ってしまう可能性もあります。専門機関を受診して「問題ない」と言われたらそれはそれでよいでしょう。何か引っかかることがあれば、次のステップに進みお子さんに最適な支援を受けさせることができます。「先にさっさと進めて旦那には事後報告でいい」といった力強いコメントが多数寄せられていました。

子どもの未来を守るための行動を取って


『あなたはなんでも夫婦2人で問題を解決したいタイプなんだね。それは理想的だけど、療育は早いほうがいいと思わない? とりあえず連れて行って、発達に問題があれば改めて相談すればいいんじゃないかな。何もなければそれはそれでいいんだし』
『うちも夫は無理解だったよ。「普通に話はできているよ。そんなのいらないでしょ」という感じ。義母も「そんな変な所へ行ったら噂になる」と言うので無視して連れて行った。その後もいろいろ言われたけど「専門家が必要だと判断したのに、素人がなんで反対するのか」と言って黙らせた』
『うちは私が強引に話を進めた。やって害になることはなく、やらなくて辛い思いをする可能性があるなら迷う理由がなかった。夫は何年も文句を言い続けていたけど、あるとき納得した様子』
投稿を読む限り、投稿者さんは子育てに関して夫婦で話し合って意見を一致させて進めたいタイプなのかもしれません。もちろんそれは理想的な子育てです。しかし、今回の件で大事なことは夫婦で意見が一致するかどうかよりも、お子さんの将来のことではないでしょうか。「何年も文句を言う旦那をよそに強引に話を進めて、最終的には旦那も納得した」という経験談もあります。「やって害になることはないけど、やらずに辛い思いをさせて後悔する可能性もある」と考えれば、旦那さんへの説得よりも先に行動してしまったほうがいいと思えるのではないでしょうか。

旦那さんへの相談や報告は、お子さんに明らかな発達の遅れが判明したり、療育に通う必要が出てきたりなど、事実や次に進む指針が見えてきたときでも遅くはないでしょう。そうした状況であれば、旦那さんも投稿者さんの考えに理解を示してくれるのでは? 夫婦で同じ方向を見て、協力しながら子どものことを考えていきたい投稿者さんの気持ちはよくわかります。しかし、専門機関を受診したり発達支援に通ったりするのは、早いほうがいいはず。障害児に対する早期療育という言葉がある通り、できるだけ早期に適切な療育を行うことで、将来の自立につながります。投稿者さんは旦那さんを説得させることよりも、まずはお子さんの将来のために今取るべき行動は何かを考えてほしいですね。
参考:内閣府「障害児に対する早期療育及び教育」
文・AKI 編集・kunel イラスト・なかやまねこ

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  • 知的障害を持つ子を普通の小学校に行かせた親がいた。教師もクラスも本人も大変だった事だろう。誰が何の得をしたのか。その親子に聞く勇気はない。
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