環境実地調査に参加していた7歳少年、人間の頭蓋骨を発見し驚愕(米)

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2023年09月08日 13:01  Techinsight Japan

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川の水位低下の原因を探るため、実地調査に参加していた7歳少年が人骨を発見。引率していた大人に報告した当初は、動物の骨だと思われていた(画像は『Miami Herald 2023年9月6日付「‘Pirates of Caribbean’ moment turns ‘solemn’ when campers find human skull on island」(Lisa Careau via Unsplash)』のスクリーンショット)
先月23日、米マサチューセッツ州の島で環境実地調査プログラムに参加していた7歳の少年が、島内で骨を発見した。当初は動物の骨だと思い込んでいたが、のちに人間の頭蓋骨であることが分かり、引率していた大人が警察に通報した。警察の調査の結果、見つかった人骨は2020年12月から行方不明になっていた男性のものと判明した。米ニュースメディア『People.com』などが詳細を報じた。

人骨が発見されたのは、米マサチューセッツ州グリーンフィールド市を流れるコネチカット川の中州にあるローソン島だ。同州ウエストハンプトンを拠点とし、環境に関する教育サービスを行う「バイオシチズン(Biocitizen)」は先月23日、コネチカット川の水位が低くなっていることについて実地調査を行った。バイオシチズンはこれを環境プログラムの一環として提供しており、約20人の子どもたちやスタッフが調査を行っていた。

午前11時頃、ローソン島に到着して調査を進めていると、このプログラムに参加していた7歳の少年が骨を発見した。調査に参加していた一人で、2009年にバイオシチズンを立ち上げたカート・ハイディンガーさん(Kurt Heidinger)は当初、少年が発見したのは雄鹿の骨だと思い込んでいた。

他の子どもたちやスタッフは、興味津々にその骨を観察していた。その後、ランチ休憩を挟んで、一部の子どもたちやスタッフが骨をよく観察するために発見した現場へ戻ったが、約10分が経過した頃に悲鳴が聞こえた。骨を観察しにいった子どもたちが骨の周囲の砂を払うと、それは人間の頭蓋骨であることが判明したのだ。

カートさんは「『なんてことだ。これは人間の頭蓋骨じゃないか』と驚きましたね」と当時を振り返っており、すぐに警察へ連絡した。人間の頭蓋骨と判明するまで、子どもたちは大興奮だったそうだが、人骨と分かると全員が息を呑んだという。「これは“パイレーツ・オブ・カリビアン”のようなファンタジーの状況ではなく、誰かがここで息絶えてしまったんだ」とカートさんは話す。

カートさんによると、子どもたちは実地調査終了後に遺骨の人物を追悼するため、コネチカット川の支流であるウェストフィールド川に小さな祠を建てたそうだ。

同地区を管轄する検察局「Northwestern District Attorney’s Office」の広報担当であるローリー・ロワゼルさん(Laurie Loisel)は、グリーンフィールド警察が骨を回収し、発見の翌日に検視官が現場を訪れ、骨がまだ残っていないか確認したことを公表した。

そして今月5日、発見された人骨の身元が判明した。同検察局によるとこの男性、ブライアン・コーンウェルさん(Brian Cornwell、57)はグリーンフィールド市に住んでいたが、2020年12月から行方不明になっていたという。ブライアンさんの死因について、現在も調査が進められている。

画像は『Miami Herald 2023年9月6日付「‘Pirates of Caribbean’ moment turns ‘solemn’ when campers find human skull on island」(Lisa Careau via Unsplash)』『People.com 2023年8月30日付「Children Uncover Human Remains While Exploring During Summer Camp: ‘That Is a Human Skull’」(PHOTO: GREENFIELD POLICE DEPARTMENT/FACEBOOK)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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