PSG復帰が噂されたラビオ、今季の戦いに照準「ユヴェントスとフランスに集中している」

　ユヴェントスに所属するフランス代表MFアドリアン・ラビオが、自身の将来について語った。8日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

　現在28歳のラビオは昨シーズン終了後、フリーでユヴェントスを退団する可能性も報じられていた。しかし、結果的に同クラブと年俸700万ユーロ（約11億円）で1年契約を結び、トリノでのプレーを続けている。

　今夏その移籍先のひとつに上がっていたのが、古巣のパリ・サンジェルマン（PSG）だった。ラビオは、かつて同クラブの下部組織にも所属していたこともあり、将来的にも“復帰”する可能性が今なお報じられている。それでも同選手は、自身の将来について、そのPSGのホーム『パルク・デ・フランス』で行われフル出場を果たしたEURO予選アイルランド戦（2−0）の後に語った。

「今のところそれは全く考えていないよ。ユヴェントスとフランス代表に集中しているし、今夜のプレーには満足している。確かに僕はこのスタジアムで育って多くの試合をプレーしてきたし、若い頃は良いキャリアを送ることもできた。このスタジアムに戻ってきてプレーできるのは、いつだって嬉しいことだと感じているけどね」

　2019年からユヴェントスでプレーしているラビオは、ここまで同クラブでコンスタントにプレーを続けており、今シーズンもここまでのリーグ戦全3試合に出場を果たしている。