チャールズ国王、エリザベス女王の一周忌に追悼メッセージ 女王の貴重なポートレートも公開

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2023年09月09日 10:01  Techinsight Japan

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昨年9月8日、バルモラル城で静かに息を引き取ったエリザベス女王(画像は『Clarence House 2022年4月21日付Instagram「Wishing Her Majesty The Queen a particularly special 96th birthday today
エリザベス女王が亡くなってから一年が経った現地時間8日、チャールズ国王はSNSで追悼メッセージを発表した。投稿では1968年に撮影した女王のポートレートとともに、国王が自ら語った音声が添えられた。国王は亡き母を偲ぶとともに、愛とサポート示した人々に向けて感謝の気持ちを述べた。

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エリザベス女王の一周忌となる現地時間8日、バッキンガム宮殿の公式SNSがチャールズ国王からの追悼メッセージを公開した。

投稿では、1968年10月16日に写真家のセシル・ビートンが撮影したエリザベス女王のポートレートが披露された。女王はガーター騎士団のローブを纏い、頭上にはダイヤモンドとパールを配した「ウラジミール・ティアラ」を着用している。


この写真は、1968年11月から1969年3月にロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催された初の写真展「Beaton Portraits 1928-68」にて初めて展示された。しかしそれ以来、写真が公の場で公開されることはなかった。

貴重なエリザベス女王の写真には、チャールズ国王の音声を録音した追悼メッセージが添えられた。

国王は「女王陛下の一周忌と私の即位一年を迎えるにあたり、我々は女王の長い生涯と献身的な奉仕、そして女王が我々の多くにとって大切な存在だったことを、深い愛情とともに思い起こします」と語った。

さらに、「この一年間、我々夫婦がみなさんのお役に立てるよう最大限の努力をしてきた中で、みなさんが妻と私に示された愛情とサポートにも深く感謝しています」と付け加えた。

投稿には、国王からの追悼メッセージが綴られており、最後には「Charles R」の署名が添えられている。

また同日、生前のエリザベス女王がパープルのドレスを纏い、椅子に座って微笑む写真が公開され、「愛と永遠の思い出の中で」と言葉が記された。


その投稿には、亡き女王を偲ぶコメントが続々と寄せられた。

「女王は永遠に、私達の心の中に存在します。」
「エリザベス女王の思い出と遺産は、これからもずっと続いていくでしょう。」
「あれからもう一年だなんて、信じられない。今でも、リアルに感じないわ。」

エリザベス女王は昨年9月8日、夏季休暇を過ごしていたスコットランドのバルモラル城で、チャールズ皇太子(当時)とアン王女に看取られながら静かに息を引き取った。

現在、チャールズ国王とカミラ王妃は恒例の夏季休暇中で、バルモラル城の敷地内にある邸宅バークホールに滞在している。

英メディア『Daily Mail Online』によると、女王の命日となる前夜、国王夫妻はバークホールには戻らず、女王が96歳で亡くなったバルモラル城で過ごした。


8日午前には、国王夫妻がクラシー・カーク教会の礼拝に出席したと英公共放送『BBC』が伝えている。



画像は『Clarence House 2022年4月21日付Instagram「Wishing Her Majesty The Queen a particularly special 96th birthday today,」』『The Royal Family 2023年9月8日付Instagram「In marking the first anniversary of Her late Majesty’s death and my Accession,」、2023年9月8日付Instagram「In loving and everlasting memory.」、2023年8月27日付Instagram「Yesterday, at a ceremony in the grounds of Balmoral Castle,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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