前回からの続き。
それ以降、義兄はオトハを一切イジりませんでした。マリコおばさんたちが帰ると、義兄は若干ふてくされながら「ショッピングモールで買い物してから帰る」といって義実家を後にしました。結局義兄は、一言も謝らないまま帰っていったのでした。マリコおばさんがあそこで叱ってくれたからよかったものの、ひたすら我慢して心を傷つけられて、散々な帰省になるところでした。
しかし夫と義両親の頼りなさにはがっかりしました。オトハを守ろうという気持ちがないのでしょうか。そして何より義兄にガッカリです。もう二度と会いたくありません。
【第6話】へ続く。
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