義父が地主ということは知っていましたが、B町に土地を持っていたことは知りませんでした。B町は立地が良く、住みやすい場所。私たちが家を建てるときは、ちょっと不便なA町か、義実家の敷地内同居の二択だったのに……。私たちにはB町に土地があることは一切話してくれず、義兄夫婦にはB町を提案した義父。その話を聞き、不満が隠せませんでした。
義姉は子どもが苦手なのか、うちの子にかまいません。子どもたちが変わらず騒いでいると、夫は毎回フォローに入ります。ちなみに義姉がいないとき、夫は子どもをほったらかすことが多いです。こんな感じで、その日も義姉は終始微笑むだけのお客様状態。夫や義父、義兄は義姉がかわいくて仕方ないようです。
「これが一生続くの?」と思うと、心底ウンザリしました。
【第3話】へ続く。
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