アーセナル、1月にスポルティングの19歳DFを獲得へ？…争奪戦勃発の可能性も

　アーセナルが、スポルティング所属のコートジボワール代表DFウスマン・ディオマンデに関心を寄せているようだ。13日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

　2003年12月4日生まれで現在19歳のディオマンデは、190cmの長身を誇る右利きセンターバック（CB）。昨年1月にデンマークのFCミッティランの下部組織に加入し、同年夏にトップチーム昇格を果たした。その後はポルトガルのマフラへのレンタル移籍を経て、今年1月にスポルティングに完全移籍で加入。昨シーズンは後半戦のみの在籍ながら公式戦17試合で起用され、今シーズンはリーグ戦全4試合に出場している。

　そんなディオマンデに対し、アーセナルが関心を寄せているようだ。北ロンドンの名門は今夏に大型補強を敢行したものの、CBとサイドバック（SB）をカバーするオランダ代表DFユリエン・ティンバーがプレミアリーグ開幕節で右ひざ前十字じん帯損傷という大ケガを負った。これを受け、アーセナルは今夏にもディオマンデの獲得に動いていたとのことで、実際に3000万ポンド（約55億円）のオファーを提示したようだが、スポルティングに拒否されたと報じられている。

　今回の報道によると、アーセナルは引き続きディオマンデの動向を注視しており、来年1月の冬の移籍市場で金額を改善したオファーを提示する可能性があるという。しかし、19歳のCBを巡っては、アーセナルの他に3、4クラブが関心を寄せており、冬に争奪戦が勃発する可能性もあるようだ。

　なお、ディオマンデとスポルティングとの現行契約は2027年6月末までで、契約解除金は6900万ポンド（約126億円）に設定されているという。