18年ぶりVの阪神 井端弘和氏、野村弘樹氏が選んだ「今季のMVP」は?

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2023年09月15日 07:14  ベースボールキング

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阪神・木浪聖也 (C) Kyodo News
◆ 「最高の1年になった」

 阪神が14日、貯金36の独走劇で18年ぶり6度目のセ・リーグ制覇を決めた。

 優勝決定後、6度宙に舞った岡田監督は「きょうで“アレ”は封印して、みんなで優勝をわかち合いたいと思います」と話すと、場内は割れんばかりの拍手に包まれた。

 さらにクライマックスシリーズ・日本シリーズへの意気込みを問われると「“アレ”は優勝まで。日本一はね、何かいい言葉があったら教えて下さい」と笑いつつ、「次のステージですね。そこを乗りきって。みんなわかってると思うんですけど、1位で通過したら負けられない。一番最後まで試合できるように」と続け、1985年以来の日本一を見据えた。


 見事な戦いぶりでセ・リーグ制覇を成し遂げた阪神。14日に放送したCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、解説陣が選ぶ今季の阪神のMVPがそれぞれ発表された。

 番組に出演した解説者の井端弘和氏は、勝負強いバッティングでチームを支えた木浪聖也を選出。「昨季ショートでベストナインに選ばれた中野がセカンドにコーンバートされて、木浪はレギュラーとして返り咲きましたよね。4月・5月は“8番・木浪”が出塁して、上位の近本・中野がランナーを返す、このパターンが多く目立ちました。やっぱり下位打線から上位打線に繋ぐ役目としてかなり得点源になったのかなと思いますし、木浪が今季の阪神打線でポイントになったのかなと思いますね」と解説し、“恐怖の8番”として躍動した木浪の活躍を高く評価した。


 また、同じく番組に出演した解説者の野村弘樹氏は、現役ドラフトで今季加入した大竹耕太郎の名前を挙げる。

 「私が初めて阪神のユニフォームを着て投球している大竹を見たのがオープン戦なんですけど、その時から抜群に良い投球をしていて。ただ、さすがに2ケタ勝利までは想像できなかったですね。防御率も2.14ですから、移籍して大竹の本来の力が開花し、さらに優勝までしましたから、最高の1年になったと思いますね」と語り、安定した投球で快進撃の原動力となった左腕を手放しで称賛した。

 2人の活躍もあり、8年ぶりとなるセ・リーグの頂点に立った阪神。更なる目標“日本一”に向け、ポストシーズンも2人の活躍から目が離せない。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



【動画】みんなで掴んだ『アレ』…歓喜の舞台裏に密着

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