タカラベルモントのサロン専売ヘアケア「モイ」が刷新　髪質、年齢、ジェンダーを解き放つデザインに

　タカラベルモントが手掛けるサロン専売ブランド「ルベル（LebeL）」のナチュラルケアシリーズ「モイ（Moii）」が、リブランディングする。新シリーズ「ザ・モイ（THE MOII）」として、ロゴも一新。ヘアオイルなどのスタイリング剤に加え、初のインバスラインを展開し全9品を揃え10月20日に発売する。

　モイは2017年に誕生し、自然由来成分の配合にこだわり肌にも髪にも心地よいバームやオイルなどスタイリング剤を展開してきたが、「成分はもちろん効果実感にこだわりたい」「社会や環境に配慮した生活を大切にしたい」といった時代のニーズを反映し、髪質、年齢、ジェンダーなど、あらゆるフレームを軽やかに解き放つデザイン性と、マインドやライフスタイルにもフィットするミニマルな世界観にアップデートする。新生ザ・モイは、「スタイルをつくる、ということ。」をコンセプトに、仏語の「Moi」（わたし）と英語の「I」（わたし）の組み合わせから生まれたMOIIに、唯一無二の存在を目指す意志の象徴として、「THE」を付けた。「Minimal」（最小）、「Optonum」（最適）、「Identity」（個性）といった、3つのエッセンスを込め、自分らしいヘアスタイルを提案する。
　リブランディングでは、ナチュラルな素材でヘアデザインの可能性を広げることを目指したラインナップで再構築。アウトバスラインは、アップサイクル原料である3種のベリーシードオイル（毛髪補修保護、エモリエント、保湿、ビルベリー種子油・ブドウ種子油・プルーン種子油）の浸透コントロールに着目。それぞれの成分の異なる浸透性を生かしたフォーミュラが、髪の内部にも働きかけ質感をコントロールする。ケアとヘアデザインを両立するスタイリングアイテムに進化した。
　ラインナップは、しっとりとしたうるおいをキープするボディ・ヘアトリートメントバーム「ザ・モイ バーム アンビエントデュウ（37g 税込3520円）」、4種のロウをブレンドし柔らかな質感に仕上げるヘアスタイリングバーム「ザ・モイ メイクバーム エフォートレスタッチ」（37g 同3520円）のほか、ボディ・ヘアオイル「ザ・モイ リュクスオイル モダンデュウ」（55mL 同3960円）、ボディ・ヘアオイル「ザ・モイ グロウオイル ブリンクヴェール」（55mL 同3960円）、ボディ・ヘアトリートメントクリーム「ザ・モイ クリーム ソーテンダリー」（60g 同3300円）、美容液「ザ・モイ HAセラム フィルイナフ」（28mL 同4400円）の全6品を用意する。
　また新たに展開するインバスラインは、自然由来のナチュラルな処方と独自のテクノロジー「ヘアメデュラケア」を応用したハイブリッド処方を搭載し、カラーやヘアアイロンなどで硬くなった髪を「ほぐす」「満たす」「整える」の3ステップを通じて、軽やかで柔らかな髪を叶える。アイテムは、濃密泡が汚れを吸着し硬化した髪と地肌を優しくほぐすシャンプー「ザ・モイ シャンプー メロウアウト」（250mL 同3300円・500mL 同5500円・800mL 同7700円）、柔らかく扱いやすい髪を叶えるヘアトリートメント「ザ・モイ トリートメント メロウアウト」（200mL 同3300円・500mL 同5500円・800mL 同7700円）、地肌と髪のキメを整えるスキャルプ・ヘアトリートメントミルク「ザ・モイ VGセラム ディープブレス」（100mL 同2420円）の全3品を用意する。
　化粧品事業部化粧品マーケティング部製品ブランド推進2課モイブランド推進担当の都倉彩里氏は、「これまでと同様に、“自分らしさを大切にしたい芯のある人”がコアターゲット」と語り、ターゲット層のニーズの変化に着目したリブランディングになる。また今後、会員制のサロン専売品オンラインストア「ビューティ シティ（BEAUTY CITY）」を、一般ユーザーにも開放し、製品販売に加えコンテンツを提供するオウンドメディアとして展開する予定だという。

■ザ・モイ：公式サイト