ユニクロ・GUがさっぽろ東急百貨店へ移転し、衣食住すべてがそろう場所に

ユニクロとジーユーは、札幌エスタの閉館にともない9月8日、東急百貨店札幌店に移転しました。その前日に行われたイベントと店内の様子についてレポートします。


○「ここからはじまる、札幌の新しい生活!」を応援



開店記念イベントでは、引っ越しといえば「そば」ということで、今回ユニクロとジーユーとともに移転したビックカメラとバンダイナムコアミューズメントの店長たちが、東急百貨店 札幌店長の中井智彦さん(執行役員 店舗運営事業部)に引っ越しそばを贈呈しました。



家電はもちろん日用品も幅広い品ぞろえのビックカメラ、ゲームなどが充実したバンダイナムコアミュースメント、ファッションに強いたユニクロとジーユーが加わり、さっぽろ東急百貨店は衣食住がすべてそろうことになります。



札幌駅前での買い物が便利に、楽しくなりそうです。


○トークショーではお気に入りアイテムを紹介



ユニクロとジーユーの開店のお祝いに、俳優・鈴井貴之さんとタレント・丸山礼さんがお客様第一号として初来店しました。鈴井さんは茶系のジャケットスタイル、丸山さんは暖かな赤色のカーディガンにロングスカートを合わせ、ふたりともユニクロの秋の装いで登場。



秋の訪れに向けて気になるアイテムについて丸山さんは、「これから寒くなってくるので、首を守りたい! 軽さや手触りも大事! それを全部叶えてくれる新商品"ヒートテックウルトラライトタートルネック"」と教えてくれました。



続いて鈴井さんは、「僕はやはりウルトラライトダウンですね。(北海道内で)―20℃とかになった時は(ウルトラライトダウンを)インナーとして着ます。毎年色違いで買うこともあって、全部で8着も持っているんですよ」と愛用品について語ってくれました。


○北海道初上陸の「RE.UNIQLO STUDIO」、ご当地刺しゅうも登場



そして、愛着のある服を大切に着続けるためのリペアやリメイクサービスを提供する「RE.UNIQLO STUDIO(リ・ユニクロスタジオ)」が、北海道では初めてユニクロ東急百貨店さっぽろ店にも導入されます。



T シャツに開いてしまった穴をかがったり、ボタンの付け直しなど傷んだ箇所を丁寧に修理したりするほか、ジーンズやシャツ、バッグなどに、刺しゅうを施してカスタマイズも可能。



しかも、ここだけの取り組みとして、イラストレーターの高旗将雄さんがデザインした北海道をモチーフにしたオリジナル刺しゅうが用意されています。



トークショー時に丸山さんは、「この店舗限定の刺繍もあるので、北海道に旅行に来て持ち帰れたら思い出になりますよね!」と笑顔で話しました。

○北海道ならではのコラボアイテムも豊富



オリジナルのT シャツやトートバッグを作ることができるサービス「UTme!」も継続して展開。



オープンを記念して、北海道を代表する7企業・1大学(串鳥、国稀酒造、道南食品、北海道観光PRキャラクターキュンちゃん、ベル食品、ポッカサッポロフード&ビバレッジ、雪印メグミルク、北海道大学)と新たにコラボレーションしており、既存の企業・団体とあわせ、全17 種のラインナップで販売しています。



鈴井さんは「僕がコラボレーションしているベル食品さんや、誰もが食べたことのある"サイコロキャラメル"でお馴染みの道南食品さん、他にもたくさんありますからね。どれを着たら良いか迷っちゃいます。つまり、全部着ちゃえばいいんです! 笑」と北海道愛全開でコメントしていました。


○ジーユーでは「おしゃリスタ」が似合うスタイルを提案



旬な着こなしの紹介やコーディネートのお悩みにアドバイスしてくれる「おしゃリスタ」のいるジーユー。



自分に似合うスタイルがわからない、イメージチェンジしたい、なりたい自分のイメージに合わせたスタイルを知りたいといった要望に応えてもらえるのは心強いですね。



しかも、同じフロアにジーユーとユニクロがあるので、どちらも似合う色や形をくらべながら、自分にぴったりのものを見つけられるのはうれしいでしょう。


観光で札幌に来られた人の場合、札幌駅に着いて「思ったより寒い!」と感じた時は、ヒートテックやフリースなどの防寒着を求めやすいので助かりますね。



ちなみに、ユニクロ東急百貨店さっぽろ店が約550坪、ジーユー東急百貨店さっぽろ店は約270坪と、以前よりも売場面積は少なくなりましたが、ラインナップ数は減ってないそうなので、コンパクトに買い物しやすいのも魅力です。


ユニクロ東急百貨店さっぽろ店・ジーユー東急百貨店さっぽろ店

住所 : 北海道札幌市中央区北4条西2-1 さっぽろ東急百貨店7階

営業時間 : 10:00〜20:00

取扱商品 : メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー


しだまゆみ しだまゆみ 学生時代に編集プロダクションでアルバイトをして、そのまま就職。かすかに版下と写植の存在を知っている。2000年よりフリーライター/エディター。地元企業の広報や採用にも携わる。最近はソーシャルビジネスに関心あり。 この著者の記事一覧はこちら（しだまゆみ）