
ウクライナ軍の関連組織「国民抵抗センター」は17日、ロシアのプーチン大統領が13日に行われた北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記との会談中、ウクライナ東部のロシア占領地域に北朝鮮の労働者を連れてくるように求めたとみられるとの見方をサイトに投稿した。ウクライナのキーウ・インディペンデントが18日、伝えた。
センターの投稿によると、ロシア側は、ロシア占領下にあるウクライナ東部ドネツク州とルハンスク州に「外国使節団」を設置するよう北朝鮮側に求めたという。州内の要塞(ようさい)やインフラ施設の建設作業に、北朝鮮の労働者を従事させることが目的だとしている。
センターは、ロシア外務省が7月末、これら2州に外国人労働者の受け入れを促進するための事務所を設置したとしている。
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