やり投げ世界女王・北口榛花、バレー女子日本代表戦を応援　中継に緊急出演

　フジテレビ系では、国立代々木競技場 第一体育館（東京都渋谷区）で16日より開幕した『FIVB パリ五輪予選／ワールドカップバレー2023』の日本戦全14試合を、午後7時から地上波独占生中継している。開幕戦をストレートで勝利したバレーボール女子日本代表は、その勢いのまま現在4連勝中で、上位2チームに与えられるパリ五輪の出場権に向け、順調に白星を重ねている。22日のベルギー戦に、世界選手権女子やり投の金メダリスト・北口榛花（JAL所属）が応援にかけつけることが緊急決定した。一足先にパリ五輪への切符を手にしたやり投の世界女王が、五輪出場権をかけた大事な第5戦に挑むバレーボール女子日本代表にエールを“投げる”。

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　北口は陸上・女子やり投の日本記録保持者で、今年8月にブダペストで開催された世界選手権において、日本女子としてはトラック＆フィールド種目で、世界選手権史上初の金メダルを獲得し、陸上競技においてのパリ五輪内定第1号で、金メダルに最も近いと言っても過言ではない、やり投の世界女王。ダイナミックなフォームと、投てき後に見せる明るい笑顔のギャップで日本中の話題となった。

　さらに、先日行われた世界最高峰の陸上のリーグ戦・ダイヤモンドリーグファイナルでも日本人として初の優勝を飾っている。『FIVB パリ五輪予選／ワールドカップバレー2023』の中継にはこれまでも、開幕戦にフジテレビ系バレーボール日本代表応援ソングを担当するMrs. GREEN APPLE、第2戦に7月期月9ドラマ『真夏のシンデレラ』から森七菜と神尾楓珠、第4戦に映画『ミステリと言う勿れ』から原菜乃華と萩原利久と、豪華なゲストが日本代表の応援に訪れてきたが、スポーツ界からも頼もしい選手が日本代表に力を与えるために緊急出演することになった。

　開幕戦ではおよそ1万人の観客を前にペルーを圧倒、第2戦のアルゼンチン戦では井上愛里沙がチーム最多の17得点、第3戦のプエルトリコ戦ではこれまで苦しんできたキャプテン・古賀紗理那が12得点し調子を取り戻すと、第４戦のブルガリア戦ではチーム最年少・21歳の和田由紀子が大活躍を見せ、これまですべてストレート勝ちで開幕４連勝を飾っている火の鳥NIPPON。そしていよいよ今夜、パリ五輪への切符をかけた運命の第５戦・ベルギー戦を迎える。勝てばパリ五輪出場権獲得が見えてくる重要な一戦となる。