モナコとニースが対戦した [写真]=Icon Sport via Getty Images リーグ・アン第6節が22日に行われ、モナコとニースが対戦した。モナコのFW南野拓実は開幕6試合連続となる先発出場を果たした。
開幕5戦無敗同士の一戦は、まず9分にモナコがビッグチャンスを迎える。カイオ・エンヒキの浮き球に抜け出したアレクサンダル・ゴロヴィンが、相手DFに倒されてPKを獲得。加入後初先発を果たしたフォラリン・バログンがキッカーを務めたが、左下を狙ったシュートは相手GKにコースを読まれ、先制のチャンスを逃した。
前半アディショナルタイムには、セットプレーの流れから再びモナコに決定機が到来。C・エンヒキが右サイドからゴールに向かうクロスを送ると、ファーのバログンが頭で合わせたが、ポストに阻まれた。試合はスコアレスで折り返す。
53分、左サイドの深い位置でC・エンヒキが相手からボールを奪い返し、ペナルティエリア中央へと折り返す。南野がこれをトラップしようとしたものの、後ろからやってきた相手DFに倒され、モナコにこの試合2度目のPKが与えられる。キッカーは再びバログン。しかし、またしてもコースが甘く、シュートは相手GKに防がれてしまった。
77分にはコーナーキックでピンチを迎えたモナコだったが、クロスバーに救われて事なきを得る。すると82分には南野の見せ場が訪れる。南野、ウィサム・ベン・イェデル、ゴロヴィンの3人がダイナミックに中央を突破し、ボックス内でベン・イェデルのラストパスを受け取った南野が右足を振り抜く。しかし、枠をとらえていたシュートは相手GKを破れず、3試合ぶりの今季4点目とはならなかった。
ついに試合の均衡が破れたのは後半アディショナルタイム1分、ニースが先制に成功する。左サイドでパスを受けたジェレミー・ボガが、相手の緩慢なプレスを楽々といなしてドリブルでペナルティエリア中央まで侵入。右足を振り抜き、ゴール右下へと突き刺した。
試合はこのまま終了し、モナコは今季初黒星、ニースは3連勝で開幕6戦無敗となった。次節、モナコは30日にマルセイユ、ニースは10月1日にブレストと対戦する。
【スコア】
モナコ 0−1 ニース
【得点者】
0−1 90+1分 ジェレミー・ボガ(ニース)