文学作品を漫画化した『文学作品をだいたい10ページで読む』シリーズの最新刊が発売 漱石、乱歩、ラヴクラフトなど収録

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2023年09月24日 12:08  ねとらぼ

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太宰治『ヴィヨンの妻』のサンプルページ

 夏目漱石からラヴクラフトまで、著名な文豪の名作を漫画で読める『評判すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』がリイド社から発売されました。価格は935円。



【画像】漫画を読む



 累計70万部を突破した話題の文学入門『文学作品をだいたい10ページで読む』シリーズの第4弾で、著者は、水木しげるさんの絵柄や雰囲気を再現した作風の漫画家・ドリヤス工場さんです。



 収録作品は、以下の通り。



・谷崎潤一郎『痴人の愛』



・江戸川乱歩『押絵と旅する男』



・織田作之助『青春の逆説』



・宰治『ヴィヨンの妻』



・ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』



・有島武郎『或る女』、中島敦『光と風と夢』



・徳永直『太陽のない街』、佐藤春夫『田園の憂鬱』



・芥川龍之介『杜子春』



・エドガー・アラン・ポー『アッシャー家の崩壊』



・夏目漱石『草枕』



・久米正雄『父の死』



・堀辰雄『聖家族』



・泉鏡花『外科室』



・ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』



・伊藤左千夫『春の潮』



・宮沢賢治『グスコーブドリの伝記』



・三好達治『測量船』



・徳田秋声『あらくれ』



・ラヴクラフト『インスマスを覆う影』



・小川未明『赤い蝋燭と人魚』



・菊池寛『真珠夫人』



 さらに単行本描き下ろしとして、壺井栄『二十四の瞳』が収録されています。



 トーチwebの連載ページでは、一部エピソードが試し読みできます。さらに同公式Xアカウントでは、「漫画で読んでみたい文学作品」のアンケートで1位を獲得した『痴人の愛』(著・谷崎潤一郎)の漫画が公開されています。



 なお、同シリーズの単行本として、『有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。』『定番すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。』『必修すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。』が販売中です。


このニュースに関するつぶやき

  • 水木しげる先生かと思いきや、ドリヤス工場さんて誰('_'?)そして太宰は「駆け込み訴え」をチョイスして欲しかった。
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