連続テレビ小説『らんまん』に出演する松坂慶子(※崎=たつざき)(C)NHK 俳優・神木隆之介が主演を務める、NHK連続テレビ小説『らんまん』(月〜土 前8:00 総合※土曜日は1週間の振り返り/月〜金 前 7:30 BS4K・BSプレミアム)の第126回が、きょう25日に放送された。万太郎の祖母・タキを演じた松坂慶子が、61歳になった万太郎と寿恵子の娘・千鶴として再登場した。
【場面写真】『篤姫』から時を経て共演を実現した松坂慶子&宮崎あおい(※崎=たつざき) 練馬区東大泉町の槙野邸で暮らす千鶴を演じる松坂は「“千鶴”役のオファーをいただいたときには驚きました。千鶴は万太郎亡き後、遺品や残した標本を整理して次の世代が活用できるように努力していきます。万太郎が気づいたものを継承する、大切な、贈り物のような役です。タキさんの役作りや撮影の準備のために高知県立牧野植物園や練馬区立牧野記念庭園を訪れた際に聞いていたお話を、千鶴のせりふとして語ることができて光栄でした」と語った。
続けて、同作で“語り”を担当する宮崎が藤平紀子役で出演することに触れ、「『篤姫』から時を経てさらにすてきになったあおいさんと共演できたのもとてもうれしかったです」と喜びのコメント。「残り4回、どうぞお楽しみに」と呼びかけた。
今作のモデルは、日本の植物学の父・牧野富太郎(まきの・とみたろう)。その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を美しい草花やみずみずしい里山の情景とともに描き、日本の朝に癒しと感動のひとときを届ける。
なお、実在の人物である牧野富太郎(1862−1957)をモデルとするが、激動の時代の渦中で、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描き、原作はない。槙野万太郎は神木隆之介、万太郎の妻・寿恵子は浜辺美波が演じる。