連続テレビ小説『らんまん』に出演する宮崎あおい(※崎=たつざき)(C)NHK 俳優・神木隆之介が主演を務める、NHK連続テレビ小説『らんまん』(月〜土 前8:00 総合※土曜日は1週間の振り返り/月〜金 前 7:30 BS4K・BSプレミアム)の第126回が、きょう25日に放送された。同作の“語り”を担当する宮崎あおい(※崎=たつざき)が藤平紀子役で登場した。
【場面写真】『篤姫』から時を経て共演を実現した松坂慶子&宮崎あおい(※崎=たつざき) 紀子は、槙野邸に万太郎の遺品整理のアルバイトの面接にやって来る。以前は、蚕糸試験場に勤めていた。宮崎は「『純情きらり』(2006年前期連続テレビ小説)から17年経って、当時と同じスタジオで演技ができ、懐かしくうれしかったです。知っているスタッフさんも多いので、良い緊張感の中で現場に参加できました」と喜びを伝えた。
続けて、万太郎の祖母を演じた松坂が61歳になった万太郎と寿恵子の娘を演じることに触れ、「毎日見守ってきた『らんまん』の世界の中に参加できてとても楽しかったです。私もいち『らんまん』ファンなので、松坂慶子さんが“千鶴”としてもご出演されると知ったときは胸が熱くなりました」とコメント。「松坂さんとは大河ドラマ『篤姫』(2008年)など過去に共演して以来大好きで尊敬しているので、また一緒にお芝居ができて幸せです。視聴者の皆さんにも楽しんで見てもらえていたらうれしいです」と呼びかけた。
今作のモデルは、日本の植物学の父・牧野富太郎(まきの・とみたろう)。その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を美しい草花やみずみずしい里山の情景とともに描き、日本の朝に癒しと感動のひとときを届ける。
なお、実在の人物である牧野富太郎(1862−1957)をモデルとするが、激動の時代の渦中で、ただひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描き、原作はない。槙野万太郎は神木、万太郎の妻・寿恵子は浜辺美波が演じる。