再婚相手の息子が「おいニキビ！」と私をからかうので悩む。でも問題は容姿いじりではなく……？

人には何かしらの身体的な特徴がありますが、それを揶揄するのは許されることではないでしょう。でも子どもの場合、親がそれを許してしまう場合もあるようです。ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談がありました。

『旦那の息子9才、私の娘3才です。4月に再婚しました。息子とは結婚前に1回会っただけで、今回の結婚ではかなり戸惑わせてしまったと思います。娘の新しい保育園が決まらないのと、私が妊娠中で体調が悪く実家で安静にしているため、旦那、息子、同居の義母とは週1回しか会えません。
旦那の息子についての相談ですが、行くたびに私に｢ニキビ！｣と暴言をはきます。
旦那は、「あれがあいつなりのコミュニケーション」と言いますが、親としてはそういうことは言ってはならないと教えなければいけない気がします。普通の会話もしますが、私が何か言うと「黙れ！　ニキビ」と言います。旦那は横で笑うか黙っているかで、義母も無視です。辛いし正直腹が立ちます。「もうあちらには行きたくない」とまで思ってしまいます。誰にも相談できず、涙が止まりません……』

投稿者さんは大人のニキビで悩んでいますが、9歳の息子さんからニキビについて言われてしまうそうです。その子は再婚した旦那さんの子どもなので、投稿者さんが注意しても反発されてしまう様子。肝心の旦那さんも厳しく注意しないので、投稿者さんは新しい住まいに戻りたくないとさえ思ってしまいますね。容姿のことを悪く言って人を傷つけることに対しては、他のママたちからも意見が寄せられています。

人の容姿について悪く言うのは許されることではない

『人の容姿をいじるのはよくない。家族だろうが他人だろうが絶対によくない。コミュニケーションなら何を言ってもよいわけじゃないよね』

身体的な特徴や容姿は、その人にとってはどうしようもないことです。ニキビのように本人が気にしている特徴の場合、それを言うと相手が傷つくのは簡単に想像できますよね。旦那さんはコミュニケーションの手段の1つとして考えていますが、それは大きな間違いではないでしょうか。

1回しか会っていない状態での再婚にも問題がありそう

『再婚するのに子どもに1回しか会っていないのはありえないわ。普通は結婚前に子どもとたくさんコミュニケーションを取って家族になっていくのよ』

再婚する前に息子さんと会ったのは1回だけ。そこに問題があるのでは？　との意見もあります。息子さんからすれば、たった1回しか会ったことがない女性が突然母親となり、一緒に暮らすことになりました。その現実を素直に受け入れるのは難しいのかもしれませんね。再婚をするにあたっては、子どもとも何度も会って、子どもの気持ちを最優先で考える必要があったのでしょう。

容姿いじりだけの問題ではない。息子さんとの関係づくりが必要では？

『投稿者さんをお母さんと認めていない、拒否している状態。関係ができてないのに説教をされたら余計に関係が悪くなるよ』

9歳の息子さんが投稿者さんに暴言を吐いたり反発したりするのは、投稿者さんのことを母親と認めていないからなのでしょう。まずは母親として受け入れてもらうことが重要になってきそうですね。今投稿者さんは週に1回しか息子さんに会ってない状況なので、息子さんと話す機会も多くありません。そのためお互いのことをあまり知らないままですが、今後はできるだけ会って話す機会を増やしていくと、お互いのことを理解できるようになるかもしれません。

旦那さんの考え方を変えてもらおう

『叱らなければならないことはきちんと叱るのも親の愛情だと、旦那さんに話した方がよいと思う』

息子さんが投稿者さんに暴言を吐いても、旦那さんはそれを許してしまっています。息子さんは誰にも叱られない立場になっていますから、「言ってもよい」と思ってしまいますよね。このまま誰も注意しないならば、この先も勘違いしてしまうのではないでしょうか。この先の人付き合いを考えると、今の段階で「言ってはいけないこと」と厳しく教える必要がありそうです。
そのためには、まずは旦那さんの考え方を変えなければならないでしょう。「ニキビ」とののしるのはコミュニケーションではなく人を傷つける行為です。子どもには言ってよいこととそうでないことがあると、きちんと教えるのが親の役目といえそうです。息子さんの将来のためにも、この段階で厳しく教える必要性を旦那さんと話し合うことが先決ではないでしょうか。

文・こもも　編集・塚田萌　イラスト・Ponko

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