『インボイス反対50万筆の声を届ける官邸前アクション』首相官邸前の様子 (C)ORICON NewS inc. 10月より始まるインボイス制度の中止・延期を求める著名人や有識者たちが25日、首相官邸前にて『インボイス反対50万筆の声を届ける官邸前アクション』を行った。
【写真】インボイス反対スピーチを行う阿部伸
インボイス制度開始約1週間前となる22日、オンライン署名「《#STOPインボイス》多様な働き方とカルチャーを衰退させるインボイス制度に抗議します」の賛同が史上最多を更新し、きょう25日午前11時半現在には52万筆に迫る署名数となった。
その史上最多オンライン署名で集まった“STOPインボイス”の声を岸田総理に届けるべく、立川談四楼、環望、由高れおん、清水宏、せやろがいおじさん、甲斐田裕子、ラサール石井、小泉なつみ(発起人)ら当事者が多数参加した、制度開始前最後の大規模アクションを行った。
「STOP!インボイス」メンバー・阿部伸氏は、首相官邸前特設ステージのほか、中継モニターが設置された衆議院第2議員会館前の第2会場にも多くの人が参加していることを伝え「きょうここに集まっている人の何百倍もの数のオンライン署名が集まっている事実がある。それは国内最多の50万越えを記録している」と語った。
落語家の立川談四楼は「落語家は日本に1000人くらいいますが、そのほとんどが零細です。そしてこの4年にわたるコロナ禍でキャンセル、キャンセルで大打撃を受けました。芸人も、役者さんもミュージシャンも疲弊しきっている。ここへ、インボイスが来たら殺されます」とインボイス反対を声高らかに訴えた。