DeNA、完封勝利で4位巨人を突き放す　2位広島に1.5差接近、大貫は久々白星

○ DeNA 1 − 0 巨人 ●
＜23回戦・横浜＞

　3位・DeNAは連敗を止め再び貯金6。4位・巨人とのゲーム差を再び3に広げ、この日は試合のなかった2位・広島に1.5ゲーム差に迫った。

　先発の大貫は安定感抜群。立ち上がりから変化球の精度が高く巨人打線を翻弄した。6回は2番・門脇、3番・坂本、4番・岡本和をいずれも空振り三振に仕留めるなど、前の回から4者連続三振を奪取。最後はリリーフ陣の力を借りたものの、6回1/3でジャスト100球、3安打無失点、11奪三振3四球の快投でマウンドを降りた。

　打線は2回、二死二塁で8番・林が中前適時打を放ち先制。3回以降は好機を生かせず追加点を奪えなかったが、虎の子の1点を投手陣が完封リレーで守り抜いた。9回は森原がパーフェクト救援で締め17セーブ目（2勝1敗）。7回途中無失点の大貫は、6月17日のロッテ戦（横浜）以来の白星となる今季4勝目（4敗）を手にした。