ブラジルは「日本の不便は想像を絶する」!?-世界で普及するライドシェアの実態と「生活の変化」

2

2023年09月27日 08:01  マイナビニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
ロコタビは、各国で普及しているライドシェアの実態と、ユーザー視点の「生活の変化」についての調査結果を9月26日に発表した。同調査は2023年9月18日から21日の期間、同社が提供している海外在住日本人と海外を訪れる日本人をマッチングする「ロコタビ」に登録している海外在住日本人を対象にヒアリング取材を用いて行われた。


ホーチミンに住んでいた5年間、毎日の通勤も合わせて週に10回以上はGrabバイクを利用していたという元在住者。ベトナムにおけるライドシェアは生活に欠かせないものだったと語る。ベトナムには電車がないため、移住時、配車アプリがなかったら不便だっただろうとのこと。また、日本のライドシェア導入に関して、外国人旅行者を心配する声があがった。


週に3-4回、通常のタクシーよりも綺麗で安全という理由でウーバーを利用しているという台北在住者。Uber参入当時は多少の抵抗感があったと語る。ただし結果として、清潔で安全、クレジット決算ができるという点から若い人に人気だという。

少なくとも月に2回、多い時には週に2回程配車アプリを利用するという上海在住者。今やさまざまなライドシェアサービスが展開されている中国では、地図アプリからその都度サービスを選んで使用していると言う。ただし、長距離移動の場合は、公共交通機関との併用が便利とのこと。


週に4回程度、家と最寄駅の移動でUberを利用するというサンパウロ在住者。車社会のブラジルで、運転しない人にとっても気軽な移動を可能にしたと話した。ライドシェアが普及している国の人にとって、日本の不便さは想像を絶するものという。ライドシェアはどこにいっても「気軽に」「安全に」「低コストで」移動できるため、ライドシェアはもはや社会を下支えするインフラだとのこと。


買い物やレストラン、仕事での移動などほぼ毎日Uberを利用するという、ナイロビ在住歴29年の回答者。ケニアは”住所”がないため、タクシーを呼ぶ際は場所の説明に苦労していたという。Uberの普及以降は地図アプリで位置情報が表示されるため、その点も利便性が増したとのこと。(蒲生杏奈)

このニュースに関するつぶやき

  • こいつら、日本の大都市の公共交通機関の便利さを無視しているんだろうなあ。まあ、日本もライドシェアなんてタクシー業界が反対しているからか知らんが、全然普及していないもんな。
    • イイネ!2
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(2件)

ランキングIT・インターネット

前日のランキングへ

ニュース設定