『ONE PIECE』花火公演が開催中止で謝罪　企画運営会社が資材を調達できず

　10月24日に横浜・山下ふ頭で開催予定だった、人気アニメ『ONE PIECE』（ワンピース）の花火＆ドローンショー「ONE PIECE FILM RED HARBOR GRAND NIGHT〜新時代へ！大花火の宴〜」が、開催中止となることが、公式サイトで発表された。

【写真】突然の中止…実施予定だった『ONE PIECE』イベントのイメージ花火

　サイトでは「このたび、10月24日(火)に開催を予定しておりました「ONE PIECE FILM RED HARBOR GRAND NIGHT 〜新時代へ！大花火の宴〜」公演は、企画運営会社（ブレイクスルー株式会社）の責任のもと調達すべき資材が調達できないこととなり、今回のショー演出上、必要不可欠な点を実現できない事態となったため、開催を中止とさせていただきます」と報告。

　「本件を楽しみにしていただいた皆様には、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

　なお、公演中止による払い戻しは「郵便振替払出証書」にて行い、払い戻しは、チケット代金・システム利用料・特別販売利用料・コンビニ決済手数料の全額を対象とする。

　また、企画運営のブレイクスルー株式会社は「資材の調達が不可能になり、当初見込んでいた演出を施せない事態が生じたため、関係各所にもご報告の上、開催の中止を発表させていただくこととなりました」と説明。

　「本件に伴い、本企画を楽しみにしていただいたファンの皆様、集英社ならびに「ONE PIECE」原作尾田栄一郎先生、「ONE PIECE FILM RED」製作委員会、楽曲関係者の皆様、本イベント誘致をご判断いただいた横浜関係各所の皆様に多大なるご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」とし、「ブレイクスルーの制作進行上の見込み不足に起因する中止の判断となりますこと、ファンの皆様、全ての関係者の皆様に改めてお詫び申し上げます、誠に申し訳ございません」と謝罪した。

　同イベントは、日本が世界に誇る「花火」の打ち上げ技術にエンターテインメントという新たな要素を盛り込み、「音楽」と「花火」を融合させ花火イベントとして企画。

　映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌「新時代」をはじめとする劇中楽曲に合わせて、映画の名場面とシンクロする1万3000発の打ち上げ花火＆圧巻のドローンショーや、屋外ライブクラスの音響装置、照明・多様な視覚特殊効果によるステージ演出など特別な花火イベントが実施される予定だった。