
Q. 子どもが成長して、家族やママ友との時間が減りました。寂しさをどう癒せばいいでしょうか?
子どもが小さい頃は、週末は家族みんなで出かけたり、親同士の付き合いや行事も活発だったりと、人間関係が密になりやすいもの。しかし子どもが大きくなるとそういった機会も減り、寂しくなってしまうという悩みは珍しくありません。子どもが成長した後、親自身の人生を楽しくするためには、どうしたらいいのでしょう?Q. 「子どもが大きくなってから、家族一緒に出かけることがほとんどなくなり、親しかったママ友とも疎遠になってしまいました。どうしたら寂しい気持ちを癒せますか?」
A. 寂しさは「人生の転機」を知らせるサイン。新しい出会いを楽しんで!
子どもが成長すると、家族みんなで過ごす時間や、家族ぐるみの付き合いやママ友とのつながりなどが減り、ふと寂しさを感じてしまうこともあるでしょう。そうしたときこそ、新しいことを始めるチャンスです。たとえば、仕事。がっつりフルタイムで働かなくても、「すきま時間」を利用して働けるアルバイトの求人も増えてきました。気が向いた日に短時間のアルバイトをするだけで、よい気分転換になりますし、はたらく仲間とのコミュニケーションが増えて、新しい友だちもできるかもしれません。
新たな学びを始めるのも、おすすめです。近年では通信講座、通信制大学のオンラインシステムが充実し、インターネットで交流しながら学べるサービスが増えています。ノマドワーカーのように、パソコンひとつであちこちのカフェで勉強するのも、楽しいですね。
子どもが成長した後にふと感じる寂しさは、「人生の転機」の到来を知らせるサインです。気になることにぜひチャレンジして、新しい可能性の扉を開き、新しい出会いも楽しんでいきましょう。
大美賀 直子プロフィール
公認心理師、精神保健福祉士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの資格を持つメンタルケア・コンサルタント。ストレスマネジメントやメンタルケアに関する著書・監修多数。カウンセラー、コラムニスト、セミナー講師として活動しながら、現代人を悩ませるストレスに関する基礎知識と対処法について幅広く情報発信を行っている。
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