『キングオブコント2023』ファイナリストのカゲヤマ(C)TBS “コント芸日本一”を決める『キングオブコント2023』のファイナリスト10組が27日、発表された。蛙亭、カゲヤマ、サルゴリラ、ジグザグジギー、ゼンモンキー、ニッポンの社長、ファイヤーサンダー、や団、ラブレターズ、隣人(50音順)が決勝へと駒を進めた。
【集合カット】ニッポンの社長&や団ら『キングオブコント2023』ファイナリスト 昨年に続き4回目の出演となるニッポンの社長、7年ぶり4回目となるラブレターズ、10年ぶり3回目となるジグザグジギー、2年ぶり2回目となる蛙亭、昨年3位のや団に加え、カゲヤマ、サルゴリラ、ゼンモンキー、ファイヤーサンダー、隣人が決勝初出場をかなえた。
『ファイナリスト記者会見』では、それぞれが大会への意気込みや優勝後にやりたい仕事をアピール。昨年の『M-1グランプリ』の敗者復活戦で、「むぎゅ」というネタで強すぎる衝撃を与えたカゲヤマが『キングオブコント』では初のファイナリストに。益田康平(38)は「めちゃくちゃうれしいです。初めて、こんなところに来れた。初出場なので、生意気になっちゃうかもしれないですけど、優勝を狙わせていただきます。生意気だと思いますけど…」と腰低くアピール。タバやん。(38)は「10月に(同じくファイナリストの)ニッポンの社長と2マンライブをします」とライブ終わりの告知のテンションで語り、爆笑させた。
負けないポイントも。たばやんは「X(旧ツイッター)でエゴサするんですけど、『カゲヤマ』というのに、全部いいねしてます」と宣言。キングオブコントのファイナリストという栄誉でつぶやかれる数も激増しそうで、たばやんは「もう寝れないですよ!」とうれしそうに語った。また、ネタのブラッシュアップについても言及。益田は「ネタのコーチで同期の相席スタートの山添寛についてもらって、いろいろコーチングしてもらっている」と明かした。
会いたい人についてもトーク。益田は「2年前に『お笑いアカデミー賞』という番組で、僕の考えたオリジナルゲームの『スリル』でダウンタウンの松本(人志)さんと対戦させていただいた。初めてお会いしたんですけど僕が負けて12万円を松本さんにプレゼントした。松本さんに会って、ちゃんとお礼を言ってほしい」とぽつり。MCの山里亮太は「あの天下の松本人志さんに会って、お礼を言うんじゃなくて、お礼を言ってほしい?」と目が点になり、会場もざわついていた。
同大会は2008年から毎年行われ、今年で15回目。プロアマ問わず、芸歴制限なく出場可能で、歴代キングはバッファロー吾郎、東京03、キングオブコメディ、ロバート、バイきんぐ、かもめんたる、シソンヌ、コロコロチキチキペッパーズ、ライス、かまいたち、ハナコ、どぶろっく、ジャルジャル、空気階段、ビスケットブラザーズが名を連ねる。
大会史上最多エントリー3036組の頂点に立ち、キングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのはどの組か。決勝大会は、2023年10月21日午後7時からTBSで生放送される。
■『キングオブコント2023』ファイナリスト※50音順
蛙亭(2回目)/カゲヤマ(初)/サルゴリラ(初)/ジグザグジギー(3回目)/ゼンモンキー(初)/ニッポンの社長(4回目)/ファイヤーサンダー(初)/や団(2回目)/ラブレターズ(4回目)/隣人(初)