『キングオブコント2023』ファイナリストのニッポンの社長(C)TBS “コント芸日本一”を決める『キングオブコント2023』のファイナリスト10組が27日、発表された。蛙亭、カゲヤマ、サルゴリラ、ジグザグジギー、ゼンモンキー、ニッポンの社長、ファイヤーサンダー、や団、ラブレターズ、隣人(50音順)が決勝へと駒を進めた。
【集合カット】ニッポンの社長&や団ら『キングオブコント2023』ファイナリスト 昨年に続き4回目の出演となるニッポンの社長、7年ぶり4回目となるラブレターズ、10年ぶり3回目となるジグザグジギー、2年ぶり2回目となる蛙亭、昨年3位のや団に加え、カゲヤマ、サルゴリラ、ゼンモンキー、ファイヤーサンダー、隣人が決勝初出場をかなえた。
『ファイナリスト記者会見』では、それぞれが大会への意気込みや優勝後にやりたい仕事をアピール。4度目の決勝進出となるニッポンの社長。辻(36)は「4回目なんですけど、調子に乗らず3回目ぐらいの気持ちで」と語った。続けて「大会中に嫌なできごとあった。ロングコートダディが準決勝に(体調不良で)出られなかった。ずっと一緒にやってきたんですけど…」と語りだしたが「X(旧ツイッター)上では『残念や』、『優勝候補やと思ってた』という言葉もあったんですけど、今年のロングコートダディはネタが仕上がってなかった。ホンマに体調不良なんですけど、どうせ今年は決勝行ってなかったです。逃げられた感じ」とバチバチだった。
そんな熱すぎるライバル関係のコメントの後にケツ(33)は「僕らのコントで、この国が少しでも明るくなればいいな」と一言。あまりにも無関係な言葉に会場は爆笑で、辻の話を聞いていたか問われるとケツは「ずっとぼーっとしてました」と恐縮しきりだった。
また、出たい番組もトーク。辻が「ハイヒールさんの『真夜中市場』」とすると、最近、先輩であるダブルアートの真べぇに噛み付いたことで話題となったばかりのケツが「出たないやろ!むちゃくちゃ細い番組やろ!」とツッコミ。今度は大先輩であるハイヒールに牙を向き、会場は騒然となっていた。一方のケツは「『よ〜いドン!』とか」とし、今度は辻が「出たないやろ」とリアクション。MCの山里亮太から「ケツ、もっと出たくないヤツある。辻が困っちゃってる」と苦笑いでツッコまれていた。
同大会は2008年から毎年行われ、今年で15回目。プロアマ問わず、芸歴制限なく出場可能で、歴代キングはバッファロー吾郎、東京03、キングオブコメディ、ロバート、バイきんぐ、かもめんたる、シソンヌ、コロコロチキチキペッパーズ、ライス、かまいたち、ハナコ、どぶろっく、ジャルジャル、空気階段、ビスケットブラザーズが名を連ねる。
大会史上最多エントリー3036組の頂点に立ち、キングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのはどの組か。決勝大会は、2023年10月21日午後7時からTBSで生放送される。
■『キングオブコント2023』ファイナリスト※50音順
蛙亭(2回目)/カゲヤマ(初)/サルゴリラ(初)/ジグザグジギー(3回目)/ゼンモンキー(初)/ニッポンの社長(4回目)/ファイヤーサンダー(初)/や団(2回目)/ラブレターズ(4回目)/隣人(初)