英Nothingは9月26日(現地時間)、同社のサブブランド「CMF by Nothing」を立ち上げ、3つの新製品「Watch Pro」「Buds Pro」「Power 65W GaN charger」を発表した。海外発表のため、日本で展開するかについては不明だ。
【画像はこちら】69ドルなのにデザインが良いスマートウォッチ「Watch Pro」(他6枚)
Watch Proは69ドルのスマートウォッチ。安価ながら、アルミニウム合金、常時表示対応の1.96インチAMOLEDディスプレイ(600ニト/410×502ピクセル)、内蔵GPS(GPS/GLONASS/Galileo/QZSS/Beidouに対応)、110のスポーツトラッキングモードを内蔵。心拍数や血中酸素、睡眠、ストレスが計測でき、IP68の防水性能も有する。
マイクとスピーカーを内蔵。10万を超える騒音モデルでトレーニングされたAIノイズキャンセリングにより、外出先でもよりクリアな通話が可能としている。340mAhのバッテリーを内蔵し、稼働時間は最大13日間、より頻繁に使った場合は11日間、省エネモードで45日間持つという。Bluetooth通話は連続で18時間、GPSは連続で27時間使えるとしている。
CMF Watchアプリを使うことで、デバイスの管理からフィットネス/各種健康データまで確認可能。スタイリッシュな数十種類の文字盤も、アプリから選択できる。カラーは、ダークグレー、メタリックグレーの2色。バンドはダークグレー、アッシュグレー、オレンジの3色を用意する。
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●49ドルのノイキャンイヤフォンに65Wの充電器も
Buds Proは、49ドルのアクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応した完全ワイヤレスイヤフォン。6つのマイクにより最大45dBのノイズをキャンセルできるという。最大5000Hzまで検出でき、より広範囲の背景ノイズを削除できるという。また、風ノイズ低減アルゴリズムに、各イヤフォンの上部に空けられた2つの穴を組み合わせることで、風の干渉を抑えるとしている。
Buds Proのマイクも音声通話で使えるノイズキャンセリングに対応しており、2000万を超える音サンプルでトレーニングされたAIノイズ低減アルゴリズム「Clear Voice Technology」により、より明瞭な通話が可能という。外部の音を取り込むトランスペアレンシーモードも用意する。
ドライバーは、液晶ポリマーとポリウレタンで作られたカスタム設計。後部チャンバーの穴を拡大したことで、ドライバー内の空気の流れを改善。より豊かな低域/中域と、クリアな高域が実現したとしている。Nothing Xアプリでイコライザー調整することも可能だ。
イヤフォンのみで11時間の連続再生が可能(ANCオン時は6.5時間)、10分の充電で3時間音楽が聞ける急速充電モードも用意する。ケース併用では39時間の再生が可能。IP54の防塵・防水性能も有する。カラーは、オレンジ、ダークグレー、ライトグレーの3色。
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Power 65W GaN chargerは、最大65Wの出力に対応したGaN充電器で、USB Type-C 2ポート、USB Type-A 1ポートを搭載。重さは146.1g(英国仕様は162g)で、カラーはダークグレー1色。価格は39ドルとなっている。
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