高校生エディターが今気になるアーティストを紹介!【にしな】編

0

2023年09月28日 00:11  スタディサプリ進路

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

スタディサプリ進路

写真
今回はスタサプ編集部が今気になっているアーティスト、にしなさんに会いに行ったよ!

小学生のころから音楽の世界にあこがれを抱いていたにしなさんが、どのような青春時代を過ごして今に至ったのか。

みんなからのお悩みにも答えてもらっているので、最後までぜひチェックしてみてね。
【こんなところにキュン♡】

にしなさんのはかなくも芯のある透き通った歌声に、魅了されない人はいないと思います!

ガザガサした心を丸く包んでくれるような。

『頑張らなくても大丈夫だよ』って寄り添ってもらえるような。

何だか安心するんです。

歌詞の細やかな情景描写も、まるで映画 のよう。

日常のちょっとした風景が目の前に広がる ので、曲の世界観に没頭しやすい。

そして、そこに漂う静かな狂気が逆に心地良くて…もうとりこです。

from スタサプ編集部 KAN

出典:スタディサプリ進路

にしな

天性の歌声と共に現れた新星。

やさしくもはかなく、中毒性のある声。

どこか懐かしく、まどろむように心地よいメロディーライン。

無邪気にはしゃぎながら、繊細に紡がれる言葉のセンス。

穏やかでありながら、内に潜んだ狂気を感じさせるにしなの音楽は、聴く人々を徹底的に魅了している。

2021年、Spotify(R)が注目する次世代アーティスト 応援プログラム「RADAR:Early Noise」に選 出され、同年に1stアルバム『odds and ends』をリリース。

2023年3月にリリースしたシングル 『春一番』が、ABEMAの恋愛番組『今日、好きになりました。』の挿入歌に起用されている。

Instagram:@247nishina247

インタビュー

部活と並行してあこがれの音楽を始めた高校時代


「高校時代はバドミントン部の思い出がほとんどですね。

あとは、部活帰りにコンビニに寄ったり、休みの日に映画を見に行ったり、通学時に友達と人狼で遊ぶのにハマっていたり。

高校生らしい遊び方をしていました。

グループみたいなのもあったんですけど、基本的にはみんな仲よしで、居心地の良いクラスでした。

音楽を始めたのも高校生の時。

小学生のころにテレビでコブクロさんを見たことがきっかけで、『歌う人ってかっこいい!』と思って、それからずっとミュージシャンへのあこがれは抱いていたのですが、なかなか音楽を始め るきっかけがなくて。

そんな時にミュージシャンを目指している小学生からの友達が、音楽レーベルの無料レッスンが受けられるオー ディションがあることを教えてくれたんです。

それを機に、私も音楽を始めることになったんですけど、当時は学校の友達に『音楽を始めたんだ』と言うことが恥ずかしくて。

だから学校にギターを背負って 行くけど、音楽の話はしないという(笑)。

友達からしたら不思議な行動だったかもしれないですけど、詮索しないでくれていました」

大学進学後は音楽活動にまい進


出典:スタディサプリ進路

「進学先の大学は、自分が興味のあることが学べつつ、並行して音楽活動ができることを意識して選びました。

在学中は大学の屋上でギターを弾いたり、音楽系のサークルに入ったり、ライブハウスに通ったり。

音楽中心の生活を過ごしていました。

そのころ、オーディションに応募したら、良いところまで進むことができて、そのタイミングで高校の友達にも音楽をやっていることを打ち明けて、応援してもらえるようになりました。

就活が始まるくらいのタイミングで今のマネジャーさんに出会えたので、卒業後はそのまま音楽の道に進んで今に至ります。

大学の授業で学んだことが、ダイレクトに音楽へつながっているわけではないかもしれないけど、いろんなことを教わった4年間があったからこそ、生まれてきた音楽 はたくさんあるなと思います。

大学在学中に社会心理の授業で先生が言っていた『人間は生きる社会を3つもっておくと精神が安定する』という言葉が印象に残っていて。

何かひとつだと不安定になってしまうので、家族・友達・バイト先のように、世界をたくさんもっておくと良いみたいで、今でも煮詰まったときはこの話を思い出して、新しい世界を開拓しようかなと思ったりしています」

日常生活の景色を音楽のインスピレーションに


出典:スタディサプリ進路

「いろんなことを学んだ4年間があったからこそ、生まれてきた音楽がある」

「高校2年生で音楽を始めたと同時に曲作りにもチャレンジしていたのですが、最初は何もわからない状態からのスタートでした。

鼻歌でメロディを作りながら歌詞を書いて、お世話になっている方にコードをつけてもらって。

試行錯誤を繰り返しながら、曲作りに没頭しました。

それを経て、今は視覚から楽曲のヒントを得ることが多いです。

ハンガーが揺れているさまだったり、写真に写っている景色だったり。

日常の風景を歌うのが好きなんです。

自分の音楽活動の軸にあるのも、『好き』や『やりたい』という素直な気持ちです。

誰かにやらされていると思ったら、やっぱり良い歌にはならないと思うので。

曲作りもライブも、自分がやりたいことをやる姿勢を貫くようにしています」


出典:スタディサプリ進路

高校生へのメッセージ


出典:スタディサプリ進路

「可能性を伸ばすチャンスは、たくさんあるに越したことはないと思う。

だから、まずはいろんなことにチャレンジしてみたら良いんじゃないかな。

私も最初の一歩がなかなか踏み出せないタイプで、『オーディションに挑戦したいけど、落ちたら恥ずかしい』と思っていました。

でも、『オーディションに落ちたところで誰も見てなくない?』と考えたら、すごく気持ちが楽になったんです。

何かに挑戦することは重い一歩に感じるかもしれないけど、思い切って踏み出せば意外と軽かったり。

何でも気楽に考えてみて、どんどんチャレンジしてほしいなと思います」from にしな

出典:スタディサプリ進路

な〜んでもお悩み相談室! 読者のみんなから寄せられたあれこれへのアンサー。


出典:スタディサプリ進路

Q. 悩んだり落ち込んだときのモチベを上げる方法を教えてほしいです!(おすず・高3女子・大分県)


【Answer】

「私は悩んだらいったん、まったくべつの楽しいことをするようにしています。

例えば、曲作りで悩んでいたら友達と遊ぶとか、受験勉強に行き詰まったら、1曲踊ってリフレッシュしてみるとか。

まったく違う思考回路を挟むことでリセットされて、 悩みが小さく思えたり、落ち込んだ気持ちを忘れて、自然とまた取り組めるようになるんです。

勉強だったら『ここまで終わったらパフェ食べよう』、『次のテス トで何点上がったらこれ買おう』みたいなご褒美を用意しておくのもいいかも」

Q. 私はまだ夢がなく進路が見えません。今の私にできることは何ですか?(サニたん・高1女子・東京都)


【Answer】

「私は学生のころからミュージシャンへのあこがれがあったけど、高校生は夢 がみつかっていない人のほうが多いんじゃないかな。

だから夢がないことを深く悩む必要はないけど、今のうちにで きることを挙げるならば、選択肢を増やしておくこと。

勉強でも趣味でも、できることが多いほうが世界は広がると思います。

いろいろ人が活躍する今の時代は『何者かにならなきゃ』と思うかもしれないけど、結局みんな何者でもないので、焦らなくて大丈夫!」

Q. 夢をかなえるために続けていたことはありますか?(みりん・高3女子・広島県)


【Answer】

「夢があったとしても、途中で嫌になるときはありますし、私自身もそう。

でも、続けてきたから今があるんですよね。

『音楽が嫌だな』と思っても、結局『音楽が好きだな』という気持ちに戻ってきます。

だから特別な何かをするよりも、辞めないことが大事。

夢やあこがれの職業があるなら、それを最初に志したきっかけや根底にある気持ちを忘れないようにしてください。

私も壁に当たったり悩んだりしたときこそ、いつも初心に返るようにしています」

Q. 目標に向かって頑張れる原動力は何ですか?(りこ・高2女子・青森県)


【Answer】

「一番はやっぱり『音楽が好き』という気持ち。

私には、誰かのためにしか頑張れないときと、自分のためにしか頑張れないときの両方あるんです。

自分のために頑張 るときは、自分のやりたいことに素直に向き合うし、人のために頑張るときは『誰かの悩みに答えが与えられた らいいな』と思いながら取り組んでいます。

===
Photograph / Reina Tokonami、Renzo Masuda(Live)
Styling / Yasuka Lee
Hair & Make / Eriko Yamaguchi
Text / Misaki Ito、Edit / Mizuki Kanno

===

動画・画像が表示されない場合はこちら

    前日のランキングへ

    ニュース設定