黒柳徹子の60歳下恋人役を演じるSnow Man・向井康二 (C)ORICON NewS inc. 俳優の黒柳徹子によるライフワーク公演『ハロルドとモード』が、28日から東京・EXシアター六本木で開幕する。4度目となる今年は、黒柳演じるチャーミングな79歳の女性・モードの恋人役としてSnow Manの向井康二を起用。初日を前にゲネプロ取材が行われ、黒柳、向井のほか、桜井日奈子、片桐仁、渡辺いっけい、戸田恵子らキャストからコメントが到着した。
【場面カット】愛に飢えた19歳の少年・ハロルドを演じる向井康二 今作は1971年にアメリカで公開された映画『ハロルドとモード』を舞台化。ブラックユーモアを随所に散りばめながら、年齢差のあるちょっと変わった二人のラブストーリーと生きることの楽しさをコメディータッチに描く。主役の79歳のチャーミングな女性・モードを4度目となる黒柳が、モードに恋する19歳の少年・ハロルド役を向井が演じる。
■『ハロルドとモード』初日コメント
▼黒柳徹子
原作も良く、映画にもなり、皆様の好きな作品だけあって、幕が閉じた時、きっと皆さまは良かったと感じていただけると思います。
戸田さんは迫力があってステキ!
向井君、プライベートの姿からもハロルドにピッタリ!
渡辺さん、とっても力強くて、おもしろい!
片桐さん、普段の言動からおもしろい!
桜井さんは、表情豊かでかわいい!
今回の出演者の『ハロルドとモード』をお楽しみください!
▼向井康二(Snow Man)
稽古を通してお芝居の楽しさを感じました。
朗読劇は初めてなのでどういうものなのかワクワクもしていましたが、
いざやってみるとやはり難しいことがいっぱいで、学ぶことがたくさんあります。
さらに、共演者のみなさんの演技が本当に素晴らしくて刺激を毎日もらえました!!
稽古場の雰囲気は温かくてとても楽しいです。
戸田さんがよくフルーツを差し入れしてくださり、みんなで一緒に食べたりもしていました。
徹子さんが稽古前よく食べているのですが、席が隣なので可愛いなと思いながらこっそり見てます。
そんな徹子さんだからこそモードという素敵な女性を自然に演じられるのかなと思います。
僕はこの作品が大好きなので、この舞台の一員として参加できることが幸せです。
公演を楽しみにしている皆さん。
観てもらった後に何か大切なものを皆さんなりに受け取ってもらえたらうれしいので
僕は1公演1公演大事にハロルドを演じたいと思います。
劇場まで気をつけてご来場ください!
▼桜井日奈子
黒柳徹子さんが演じていらっしゃるモードの、常に新しい経験を求める生き方が、私は大好きです。 生きていく中で様々なしがらみを抱え、平坦に生きてしまう、私を含めそんな方は少なくないと思います。 この作品は、人や物に執着しない、モードの型破りな生き方に心躍らされる作品です。 存外面白い芝居をするねと言われる事が今回の目標です。 大ベテランの皆様とご一緒できることを心から感謝して、精いっぱい頑張ります。
▼片桐仁
“落語的な演出”とG2さんが仰っていた通り、見ている人の想像力をかき立てる朗読劇になっていると思います。僕は役柄ごとに着替えるので、普段の演劇に近い感覚でやれるのも面白いです。
モードのセリフを黒柳さんが発すると、「普遍的ないいこと言ってるなー」といつも思います。素直な向井くんハロルドとの掛け合いが最高です。
早く皆さんにも体感してほしいです!
『こうでなければならない』『こうあるべきた』みたいな、いつも僕たちの周りにある見えない圧力を、軽く吹っ飛ばしてくれる朗読劇だと思います。
楽しんでいただけるといいなー
▼渡辺いっけい
ちょっと普通ではない2人が出会い、心を通わせていく物語です。
稽古を重ねるうちに「普通って一体なんだろう。幸せってなんだろう?」演者である僕自身が色々と考えさせらています。
個性の全く違う6人の声がピアノの調べに乗って紡(つむ)いでいく「朗読劇の名を借りたゲリラ芝居」です。
ふっふっふっ。心してご覧ください!
▼戸田恵子
稽古場では日々の徹子さんのモードの台詞(せりふ)に泣いてばかりでした。聴き入ってしまうと、自分の出番に影響ありと思い、みみを半分塞(ふさ)いでます。
こんなゴージャスな朗読劇は無いです。至極の台詞があちこちに散りばめられていて、感動です。どうぞお楽しみに。