木曜劇場『いちばんすきな花』に出演する臼田あさ美(C)フジテレビ 4人の俳優が主演を務める、10月スタートのフジテレビ系木曜劇場“クアトロ主演”ドラマ『いちばんすきな花』(毎週木曜 後10:00)に、臼田あさ美が出演することが22日、決定した。
【写真】4人主演ドラマの主人公1人目として発表された多部未華子
社会現象とも呼ばれた『silent』でプロデュースを務めた村瀬健氏と脚本家・生方美久氏が再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに、違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す友情と恋愛、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う感情を丁寧に描いていく、新しいスタイルのドラマを届ける。主演として、多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜の出演が発表されている。
臼田が演じるのは、主人公の1人・椿(松下)の婚約者・小岩井純恋(こいわい・すみれ)。椿とはもともと高校時代の同級生で、卒業後しばらくしてから、別の同級生の結婚式で再会したことをきっかけに交際。結婚も決まり幸せそうな2人だったが、椿はたびたび聞かされる純恋の“男友達”の存在が気になっていた。そして、新居への引越しを迎えた日に…。
臼田は10代でモデルとしてデビュー後、俳優として活動を開始。映画『恋空』(2007年)、や『東京DOGS』(2009年10月期/フジテレビ系)といった話題作に出演するなど注目を集めると、映画『ランブリングハート』(2010年)で初主演を果たした後、映画『愚行録』(2017年)では、第39回ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞。ドラマでも『家売るオンナ』(2016年7月期/日本テレビ系)や『架空OL日記』(2017年4月期/読売テレビ・日本テレビ系)、『イチケイのカラス』(2021年4月期/フジテレビ系)とその高い演技力で人気ドラマ作品に出演を続けている。
そんな臼田がフジテレビ系連続ドラマに出演するのは『ラジエーションハウスII〜放射線科の診断レポート〜』(2021年10月期/フジテレビ系)以来で、木曜劇場への出演は『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(2020年7月期/フジテレビ系)以来3年ぶりとなる。
■臼田あさ美コメント
――今作出演のオファーを受けての印象。
「お話をいただき、村瀬さん×生方さんのタッグということで台本を読む前からワクワクしたのを覚えています。ただ役どころは意外でした!」
――台本を読んでの感想。
「今まで何度か感じたことはあるけれど、何となくやり過ごせてきた日常の中での違和感のようなものを、丁寧に紐解(ひもと)いて言葉を紡いでいる台本だと感じました。会話劇の中に、妙に腑(ふ)に落ちるフレーズが落ちていたり、どんなシーンになるのか楽しみになる台本です」
――役の印象と、演じる上での意気込み。
「そのまま、真っ直ぐ、演じたいです。“良い”とか“悪い”とか、そういう結論ではなくて、心が“通う”とか“通わない”とか、そういう感覚を大事にしたいと思いました」
――視聴者へメッセージ。
「誰かのセリフにハッとしたり、ホッとしたりしながら見ていただける作品になるのではないでしょうか。とても優しいドラマになれば良いなと思っております。是非、木曜劇場『いちばんすきな花』をよろしくお願いします」