映画『おまえの罪を自白しろ』に出演する池田エライザ(C)2023『おまえの罪を自白しろ』製作委員会 俳優の池田エライザが、映画『おまえの罪を自白しろ』(10月20日公開)に出演する。今作で池田は幼い娘を誘拐されてしまう政治家一家の長女を熱演。演じる上で「髪をザクザクに切って、スキンケアも最低限、体も絞らずに撮影に臨みました」と、徹底した役作りを明かした。
【場面写真】中島健人が池田エライザの“娘”を抱っこ… Sexy Zoneの中島健人が主演する今作は、江戸川乱歩賞をはじめ、数々の賞を受賞する社会派ミステリーのヒットメーカー・真保裕一氏の同名小説を、映画『舞妓Haaaan!!!』(2007)をはじめ、ドラマ「Mother」(10/日本テレビ)「Woman」(13/日本テレビ)など多くのヒット作を生み出してきた水田伸生監督が映画化。
疑惑を抱える国会議員・宇田清治郎(堤真一)の、幼い孫娘が誘拐された。犯人からの要求は身代金ではなく「明日午後5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」という脅迫。それは決して明かすことが許されない国家を揺るがす“罪”だった。清治郎の息子で議員秘書を務める宇田晄司(中島)は、家族の命を救うため、前代未聞の大事件に挑む。
これまでも池田は、大人気ホラー映画『貞子』(2019)でヒロインを演じた際、“恐怖”に対して生々しさや人間の限界を表現するため、時間泣き止まずに身も心も崩れた状態で撮影に臨んだことを語っているほか、WOWOWオリジナルドラマ『DORONJO/ドロンジョ』(2022)で主人公のボクサー・七音を演じた際は、鏡の前で自身の姿を見ながらシャドーボクシングをひたすら練習するなど、役に対してストイックに向き合い続けてきた。
麻由美は母親であるだけでなく、世間の目が向けられる“政治家一家の長女”であり、さらに“大切な娘を誘拐されてしまう”という難しい要素を持ち合わせたキャラクター。
「麻由美の外見についても考えました。彼女は父親が政治家ということもあり、子供の頃から窮屈に生きてきました。自分がどう思うかより、人にどう思われるかが大切なので、本人が思う自分の身の丈にあった格好をしています。子育てと家族のことで頭も時間もいっぱいで、自分には時間をかけられないだろうなと思ったんです」と心情はもちろんのこと、外見にもかなりのこだわりを落とし込んだ。
政治家の娘として幼少期から抱いてきた葛藤、そしてそんな中でも大切な存在となったたった一人の娘の誘拐と、目まぐるしい感情に飲み込まれる麻由美に、身も心も本気で挑んだ池田の演技に期待が高まる。