
娘たちが小さいころは月に一度は義両親宅へ行っていましたが、中学・高校と進学するうちに、生活環境の変化があり、なかなか時間がとれなくなりました。私たち夫婦は仕方のないことだと思っているのですが、義両親たちは昔と変わらず「月に一度は会いに来なさい」と要求してきます。最近は娘たちもそんな祖父母に会うことが面倒くさそうです……。
そんなある日、義母から夫にメッセージが届きます。
私たちの苦労も知らないで、義母からの「この頃ちっとも顔を見せに来なくなったけれど何かあったの?」という連絡を真に受けてアレコレ言ってくる夫に苛立ちが募ります。

たしかにカスミがいうように、義実家に行っても昔のように特に何かをするわけでもなく……ただ時間が過ぎていくだけです。
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結婚して20年が経った今、月に1回は顔を見せに来るよう口酸っぱく言っていた義両親の真意を夫が明かしたのです。
その真相とは義父と義母がご近所さんたちに「息子家族が遊びに来ることを自慢したかったから」というくだらない理由からなのでした……。孫の顔が見たいわけでも、寂しいわけでもなく、ただ自分たちの私利私欲を満たすためだけに私たちを呼んでいたとわかり、私も娘たちも開いた口がふさがりません。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・チル 編集・横内みか
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