マンU、早くもプレミアリーグ4敗目…中3日で再戦したパレスにホームで敗れる

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2023年10月01日 02:16  サッカーキング

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マンUがホームでパレスに敗れる [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第7節が30日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドとクリスタル・パレスが対戦した。

 マンチェスター・ユナイテッドは開幕からここまでのプレミアリーグで3勝3敗と波に乗り切れていない。チャンピオンズリーグ(CL)初陣のバイエルン戦でも3−4と黒星を喫したが、カラバオ・カップでは3回戦でクリスタル・パレスを3−0で破っていた。今節はそんなクリスタル・パレスと中3日で再戦。ここまで2勝2分2敗という成績を残しているクリスタル・パレスを相手に、『オールド・トラフォード』で白星を飾れるだろうか。

 マンチェスター・ユナイテッドは4日前のカラバオ・カップからスターティングメンバー4名を変更。ラファエル・ヴァラン、メイソン・マウント、カゼミーロらが“連戦”をこなすこととなり、左サイドバックに入るソフィアン・アムラバトに関してはプレミアリーグ初先発となった。一方、クリスタル・パレスはシェイク・ドゥクレやジョルダン・アイェウらが4日前に続いてスタメン入り。同試合ではベンチスタートなっていた主力のエベレチ・エゼやマーク・グエヒら先発に並んだ。

 試合の均衡は25分に破れる。クリスタル・パレスは敵陣でのボール奪取から右サイドでアイェウがボールをキープし、アムラバトに倒されてフリーキックを獲得する。キッカーを務めたエゼが右足で低い弾道のボールを蹴り込むと、ボックス中央でラスムス・ホイルンドの頭をかすめ、ファーサイドでフリーになっていたヨアキム・アンデルセンの元へ。ダイレクトで強烈なボレーシュートを叩き込み、クリスタル・パレスが先手を取った。

 押し込みながら先手を取られる形となったマンチェスター・ユナイテッドは、ボールを握りながら反撃の機会をうかがうが、なかなか決定的なチャンスを作ることができない。40分にはブルーノ・フェルナンデスの蹴った右コーナーキックをニアサイドでカゼミーロが合わせたが、ヘディングシュートは枠を外れた。前半はこのままクリスタル・パレスの1点リードで終了している。

 後半に入るとマンチェスター・ユナイテッドが徐々にゴールを脅かす回数を増やす。56分にはブルーノ・フェルナンデスが強烈なミドルシュートを放ったが、GKサム・ジョンストンのビッグセーブに阻まれる。直後にはコーナーキックが続き、2度目の場面でホイルンドがヘディングシュートを狙ったが、またもGKジョンストンが立ちはだかる。62分にはファクンド・ペリストリに代わって直前に投入されたアレハンドロ・ガルナチョが、左サイドでカゼミーロからのパスを受けると、カットインから右足を振り抜く。しかし、シュートに力はなく、GKジョンストンにキャッチされた。

 なおも攻めるマンチェスター・ユナイテッドは70分、ディオゴ・ダロトのクロスボールからメイソン・マウントがヘディングシュートを狙ったが、枠を捉えることはできない。後半アディショナルタイムにはゴール前の混戦からガルナチョが右足を振り抜いたものの、グエヒのブロックに阻まれる。『オールド・トラフォード』で最後まで攻め続けたが、ゴールネットを揺らすことはできず、試合はこのままタイムアップを迎えた。

 マンチェスター・ユナイテッドは今季早くもプレミアリーグ4敗目を喫した。これは1989−90シーズン以来34年ぶりの低調なスタートとなった。一方のクリスタル・パレスはこれが貴重な今季3勝目。3日に行われた第4節ウルヴァーハンプトン戦以来の白星を飾った。

 この後、マンチェスター・ユナイテッドは10月3日にCL・グループステージ第2節のガラタサライ戦を本拠地で戦った後、次節のプレミアリーグでは同7日に同じくホームにブレントフォードを迎える。一方、クリスタル・パレスは7日にノッティンガム・フォレストとホームで激突する。

【スコア】
マンチェスター・ユナイテッド 0−1 クリスタル・パレス

【得点者】
0−1 25分 ヨアキム・アンデルセン(クリスタル・パレス)

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