『キングオージャー』ジェラミーが“大芝居”でドッキリ大成功 ダグデドに一杯食わせて母へ万感の思いで「愛してる」

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2023年10月01日 10:17  ORICON NEWS

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『王様戦隊キングオージャー』に出演する(左から)渡辺碧斗、村上愛花、池田匡志、酒井大成、平川結月、佳久創 (C)ORICON NewS inc.
 スーパー戦隊シリーズ最新作『王様戦隊キングオージャー』(毎週日曜 前9:30、テレビ朝日系)の第31話「二千年の愛」が、10月1日に放送された。

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 ジェラミー(池田匡志)以外を倒した謎の人物は、ジェラミーの亡き母でバグナラクのネフィラだった。2000年前に死んだはずのネフィラは、ダグデドに操られているらしい。ネフィラを使って翌日にシュゴッダムを滅ぼすつもりのダグデドは、ギラ(酒井大成)に「お前のことは、だぁーれも助けてくれないよ」「お前たちは最後、バラッバラのひとりぼっちで滅びる」などと不気味な予言を残して立ち去った。

 ジェラミーいわく、ネフィラは大昔にあのダイゴーグをたった1人で倒した強者だという。バグナラク同士の争いを止めるために奮闘したが、皮肉なことにバラバラだったバグナラクを結束させて総攻撃に遭い、息絶えたのだった。ダイゴーグ以上に強いネフィラが巨大化すれば、王様たちはゴッドキングオージャーで立ち向かうしかない。そして、そのためにはジェラミーの力が必要不可欠だ。しかし、ジェラミーが実の母親と戦えるはずがない…。いら立ったヤンマ(渡辺碧斗)は、力づくで従わせようとジェラミーに決闘裁判を申し込み、他の王様たちもそれぞれ自分勝手に行動し始める事態に。シュゴッダム滅亡のタイムリミットが迫る中で、ギラは王様たちを説得するも全て失敗し、すっかり困ってしまった。

 そしてついに翌日、王様たちが恐れていた通りネフィラは巨大化し、シュゴッダムを襲撃。巨大ネフィラに立ち向かったのは、他の王様たちに失望してダグデドにあざ笑われるギラ1人だけだった。しかし、ダグデドの予言は外れた。「ドッキリ大成功」というプラカードを持った5人の王様たちが登場したからだ。実は彼らは、ダグデドがネフィラを利用して王様同士を争わせようとしていたことに気付いていた。そのうえで王様たちは、バラバラになったフリをしてダグデドをだましていたのだ。王様たちは、この一部始終の映像を6王国に流し、以前の全国放送はチキューを守るための芝居だったこと、ジェラミーは無罪で王様戦隊の仲間であること、そして、真の黒幕がダグデドであることを国民たちに知らせた。

 ジェラミーの汚名返上を果たした王様たちは、ついに巨大ネフィラと対峙することに。一瞬葛藤するジェラミーだったが、覚悟を決めてネフィラと向き合った。2000年間ずっと伝えたかった「愛してる」という言葉に、ネフィラは一瞬自我を取り戻したかのように「ありがとう」と答え、王様戦隊によって倒された。

 王様戦隊の絆と信頼が再確認できたのも束の間、だまされた怒りで震えるダグデドは、「最悪の場所に飛ばしてやるよ」と、どこかの世界につながる複数の謎の扉へ王様たちをそれぞれ放り込み…。同じ扉に放り込まれたギラとヤンマが顔を上げると、そこは今まで見たことのない場所で…。はたして、王様たちはどこへ飛ばされたのか?

 かつて「愛してる」という言葉を「この世で最も陳腐な言葉」と表現したジェラミーの一言にファンは「ずるいなぁ」「これこそ二千年の愛」と大きな反響となっていた。
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