ITmedia NEWS Weekly AccessTop10(9月23日〜29日)
1 VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
2 「ドコモ口座」のドメイン、ドコモが取り戻す 出品の経緯をGMO含め聞いた
3 Google、創立25周年で歴代ロゴを振り返るDoodle
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4 「ドコモ口座」のドメイン、落札される 402万円で
5 「ドコモ口座」のドメインが第三者から購入可能な状態に 「本当にヤバい」「悪用される」と話題に
6 スシロー、回転レーンをデジタル化 その名も「デジロー」
7 焼けた肉を盤上で切ってそのまま口の中へ バルミューダのホットプレートが目指した“体験”、開発者に聞く
8 「クロネコゆうパケット」10月スタート 「ネコポス」代替、ヤマトが預かり日本郵便が投函
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9 ChatGPT、“目”と“耳”の実装を発表 写真の内容を認識、発話機能でおしゃべりも可能に
10 モザイク外し? 汚い画像をキレイな画像に修復手法、中国チームが発表 Stable Diffusionを利用
ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は2023年9月23日から9月29日までの7日間について集計し、まとめた。
10月に入りました。つい先日まで真夏の気候でしたが、今朝の都内は多少は秋らしい気候です。とはいえ日が射すとまだまだ暑く、季節が1カ月ぐらい遅くなったなと感じます。
さて、先週のアクセス1位は、VTuber「兎田ぺこら」さんのグッズに対する誹謗中傷に関する記事。5400円のオリジナルクラフトコーラシロップについて、事実無根の中傷をSNSに書き込んだ複数の人物に対し、メーカーなどが法的措置を検討していたところ、対象者から謝罪があり示談が成立したとの記事です。
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問題の書き込みには、「高っかwww コカインでも入ってんの?」「コラボ先の従業員です。実は入れてました」など事実無根のデタラメが含まれていたそうで。
この記事が話題になった一番の理由は、声明にある「対象者(その保護者を含む)が謝罪に応じたため」示談したという内容。つまり、誹謗中傷者に未成年が含まれていたという事実が明らかになったことでした。
未成年による「荒らし」は珍しいことではありません。振り返ると、SNS以前、掲示板サイト「2ちゃんねる」(現:5ちゃんねる)がネット世論の中心だった10〜20年前ごろは「夏休みになると2ちゃんねるが荒れる」などと言われていました。中高生など未成年に時間ができ、2ちゃんねるに書き込むことが増えるためです。
いまネット炎上の発火点は、X(Twitter)です。Xの年齢制限は「13歳以上」。匿名の書き込みのうち、未成年によるものは少なくないでしょう。
●小学生が「草www」
ちなみに筆者は、小学2年生の息子が、知らない間にYouTubeにコメントしていて青ざめたことがあります。見た動画に対して、「僕も」「それな」といった簡単なレスから、「草www」「魔理沙の言い訳が過ぎるwww」など、ネットスラングを駆使したコメントまで……気づいた時は、あぜんとしました。
YouTubeは、デフォルトの設定では、投稿したコメントに「いいね」などの反応があると登録アドレスにメールが届きます。息子が勝手にコメントをしていたことを早い段階で知ったのは、このメールのおかげでした。コメントは全消ししました。
こうした経験をしている親は珍しくないようです。筆者の友人も、「娘がYouTube動画にコメントしていることをメール通知で知ってびっくりした」と話していました。
子どもにYouTubeを見せるとき、親のアカウントでログインした状態で端末を渡すことが多いと思います。簡単にコメントを投稿できるので、子どもの不用意なコメントが、親のアカウントで投稿されてしまうのです。人気の動画を見ていても、親の名前とおぼしきアカウントで子どもっぽいコメントを見ることがままあります。
子どもにYouTubeをよく見せている親は、コメント履歴を確認することを強くおすすめします。また、いわゆる“クソコメ”や誹謗中傷に悩まされている人には、そのコメントは、未成年……小学生が投稿している可能性すらあると、お伝えしておきたいです。
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