宝塚歌劇団理事長、現役タカラジェンヌ急逝に「心より哀悼の意」「生徒の心情に寄り添って」【コメント全文】

　現役劇団員の死去が報じられた宝塚歌劇団は2日、公式サイトを通じ、木場健之理事長がコメントを発表した。

宙組の宝塚大劇場公演『PAGAD（パガド）』『Sky Fantasy！』

　「宝塚歌劇団 理事長より」とし「この度の歌劇団生徒の急逝につきまして、心より哀悼の意を表するとともに、お客様にはご心配をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます」とつづった。

　その上で「歌劇団といたしましては、生徒の体調も含めた安全を第一に考え、それらを確認したうえで今後の対応を考えていきたいと思っています。そのため、専門家にも入っていただき、一人ひとりの心のケアなどにも時間をかけ、生徒の心情に寄り添ってまいります。何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。

　9月30日に劇団員の急逝が報じられ、10月1日には「昨日、宝塚歌劇団員の死亡に関する報道がございました。謹んで心より哀悼の意を表します」とつづるとともに「ご親族の心情に配慮し、詳細につきましては公表を差し控えさせていただきます。今後は生徒の心身の状況を十分に配慮しながら、対応を検討してまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と伝えていた。

　宙組の宝塚大劇場公演『PAGAD（パガド）』『Sky Fantasy！』は、10月1日の公演が中止となったが、「引き続き、10月8日（日）までの公演を中止させていただきます」と決定。「ご観劇を心待ちにしておられたお客様には、ご心配とご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げますとともに、何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。なお、10月10日（火）以降の公演実施につきましては、10月8日（日）中にご案内させていただきます」とした。

■宝塚歌劇団 理事長より（全文）

この度の歌劇団生徒の急逝につきまして、心より哀悼の意を表するとともに、お客様にはご心配をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
歌劇団といたしましては、生徒の体調も含めた安全を第一に考え、それらを確認したうえで今後の対応を考えていきたいと思っています。そのため、専門家にも入っていただき、一人ひとりの心のケアなどにも時間をかけ、生徒の心情に寄り添ってまいります。
何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、報道関係の皆様におかれましては、ご家族、ご親族の深い悲しみにご配慮いただき、ご親族への取材や、歌劇団員への取材、憶測での記事掲載などはご遠慮くださいますよう、切にお願い申し上げます。

宝塚歌劇団理事長　木場健之

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