カンテレ(C)ORICON NewS inc. フリーアナウンサー・青木源太(40)がMCを務める、大阪・カンテレ平日昼のニュース・情報番組『旬感LIVE とれたてっ!』(月〜金 後1:50)が2日放送開始。いきなりジャニーズ事務所の記者会見を生中継で伝える“大一番”となった。
【全身ショット】大阪で生放送情報番組へ! 紺スーツでビシッと決めた青木源太アナ 芸能ニュースなどを扱わなかった『1時50分からはスローでイージーなルーティーンで』(スロイジ)が9月で終了し、新たにスタートした『とれたてっ!』。青木アナは2020年9月に日本テレビを退社してフリー転身後、地上波情報番組で初MC、帯番組の出演も初めてとなり、大阪に居を移し“カンテレお昼の顔”担う。
初日となった2日は、ジャニーズ事務所の会見時刻と重なり、緊張感ある幕開けとなった。青木アナは「きょうから始まりました」とシンプルにあいさつし、雑談もなく、月曜レギュラーのハイヒール・リンゴ、ゲストコメンテーターの豊田真由子氏、専門家解説の松谷創一郎氏を紹介した。
青木アナは、かねてジャニーズファンを公言してきた。その立場から「私自身もジャニーズのエンターテインメントが好きでずっと見てきました。その気持ちは変わりません」とした上で、性加害の被害者に対する補償・救済について「今後の道筋をしっかり見守っていきたい」と語った。「現役タレントの皆さんが自由にのびのび表現できる環境を」とも伝えた。
リンゴが「ここ関西テレビですよね?ガッチガチやね(笑)」とツッコんで和ませたが、青木アナは「私のスタンスとか考え方をこれまで発信していなかったので」と神妙だった。
専門家解説の松谷氏は、前回のジャニーズ事務所会見(9月7日)では記者席におり、『ミュージックステーション』(テレビ朝日)などで競合グループが出演しないよう圧力をかけていたのでは、と鋭く迫っていた。今回は大阪のスタジオに生出演し、会見に厳しい視線を向けた。
関西ローカルで今回の会見を冒頭から生中継したのは、全国ネットの『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ制作)をのぞけばカンテレだけで、独自の存在感を発揮した。