チャンピオンに輝いたニッコロ・ブレガ(Aruba Racing WorldSSP Team)/2023WSS第11戦ポルトガル 9月29日〜10月1日、2023年スーパースポーツ世界選手権(WSS)の第11戦ポルトガルがアウトドローモ・インターナショナル・アルガルベで開催され、レース1を制したニッコロ・ブレガ(Aruba Racing WorldSSP Team)がシリーズチャンピオンを獲得した。
そして、今大会の第11戦ポルトガルでのレース1で14度目の優勝を飾り、ランキング2位のステファノ・マンジ(Ten Kate Racing Yamaha)と85ポイントのアドバンテージを広げたことから、残り3レースを残してブレガがチャンピオンに輝いた。自身にとって初の世界選手権制覇となり、またドゥカティにとってもWSSでのチャンピオン獲得は1997年以来の2度目で快挙となった。
そんな彼は、2024年シーズンはスーパーバイク世界選手権(SBK)への昇格がすでに決まっている。2022年の王者に輝き、2023年も圧倒的強さでランキング首位に立っているアルバロ・バウティスタとともに、Aruba.it Racing - Ducatiから参戦することになる。
「プレッシャーが必要だったのかもしれない。ドゥカティにとって、スーパースポーツで初のタイトル獲得はとても感慨深い。彼らに感謝している。決して楽ではなかった期間を経て、今シーズンは大きく成長することができた。この先、パニガーレV4Rに乗ってAruba.it Racing - Ducatiのガレージに入るのが待ち遠しいよ」