ゆず、地元横浜「Kアリーナ横浜」で“とんでもない”こけら落とし 「神セトリ」「伝説の夜」と自負

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2023年10月02日 17:48  ORICON NEWS

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横浜に誕生した世界最大級の音楽特化型アリーナ「Kアリーナ横浜」でこけら落とし公演を行ったゆず Photo by 中島たくみ、Masanori Naruse、藤川一輝、藤咲千明
 横浜出身アーティスト・ゆずが、9月29日〜10月1日の3日間、横浜・みなとみらい21地区に開業した世界最大級の音楽特化型アリーナ「Kアリーナ横浜」のこけら落としライブ『YUZU SPECIAL LIVE 2023 HIBIKI in K-Arena Yokohama』を開催し、3日間で6万人を動員した。日替わりライブの2日目、フルバンドで行われた「RED×ALL STARS」をレポートする。

【ライブ写真】「Kアリーナ横浜」で白熱のこけら落とし公演を行ったゆず

 Kアリーナ横浜は、約2万人を収容する世界最大級の音楽特化型アリーナ。ステージから客席に向かって扇形に広がる会場には、アリーナセンターステージと花道も設けられた。この日の公演のテーマカラー「RED」にちなみ、赤のTシャツを着て参戦した観客が待ちわびるなか、巨大LEDの後ろから北川悠仁と岩沢厚治が登場すると、2万人の歓声と拍手が会場中に轟いた。

 初日に行われた2人だけの弾き語りライブ「BLUE × FUTARI」から一転、2日目は、ストリングス隊、ホークセクションも加わったフルバンド「HIBIKIオールスターズ」、総勢150人のパフォーマー「HIBIKIダンサーズ」がステージに華を添えた。

 「ヒカレ」で華やかに幕を開けると、続く「うたエール」ではステージをパフォーマーが埋め尽くす。北川は50メートルのステージや花道を縦横無尽に動き回って観客をあおり、開始2曲でいきなりのフィナーレ感を感じるほどの盛り上がりぶり。降り注ぐ歓声を全身に浴び、北川は「最高の、究極の、ゆずエンターテインメントをお届けしたいと思います」と声を張り上げた。

 Kアリーナ横浜の持つ“音楽特化型”アリーナのポテンシャルも最大限に発揮された。音響設備は、フランス製「L-ACOUSTICS」のハイスペックスピーカー200個が設置され、低音の迫力がありつつもクリアで聴きやすいサウンドが広がる。

 縦12メートル、横42メートルの高精細LEDビジョンは、ステージバック全面が巨大スクリーンに。約80メートルの可動域を行き来することや最大14分割も可能で、鮮明な映像に観客から感嘆の声もあがった。

 照明は総数800台、レーザーは70台。「慈愛への旅路」「REASON」では、変幻自在に稼動する照明トラス18本が放つ光の演出も目を引いた。

 「神セトリ、いいでしょ?」と自負する北川は、「俺たちのふるさと、横浜に誕生した、世界最大の(音楽特化型)アリーナです」「せっかく俺たちの街、横浜に来てくれたんでこの曲を」と紹介。「桜木町」のイントロが流れると、大歓声があがった。

 アリーナセンターステージで歌った「君を想う」で前半を終えると、北川は「ヤバいよね、伝説の夜だね」「最高!」と満面の笑みを浮かべる。後半ではDJブースのセットが登場し、「HIBIKI ULTRA PARTY」に突入。DJはTeddyLoidが務め、レーザーが飛び交うなか「恋、弾けました」「マスカット」「奇々怪界 -KIKIKAIKAI-」「言えずの▽アイ・ライク・ユー」(▽=ハート)「RAKUEN」をメドレーで披露、ゆずもTeddyLoidも観客も飛び跳ねて狂喜乱舞した。

 本編ラストで披露したのは、開業前のKアリーナ横浜で撮影したミュージックビデオも話題を集めた「ピューティフル」。大量の紙吹雪が舞う中、迫力のサウンドと大勢のダンサーとの壮観なコラボステージで北川と岩沢が躍動した。

 コロナ禍で控えられていた観客による「贈る詩」大合唱で始まったアンコールでは、「みんな今日は集まってくれて本当ありがとうございます。誰にも、誰にも超えられない、とんでもないこけら落としをやってやろうと心に誓っていました。どうだ、ゆず最高だろ?」と北川が切り出し、ファンは拍手喝采で呼応した。

 「こけら落としを任されたときに、どんなタイトルにしようか考えました。まだ骨組みだったこの会場に来て、すげぇ会場ができるんだなって思って。この会場中に俺たちの想いを、声を響き渡らせてみたい、それと同じくらい、いやそれ以上のすごいパワーで、みんなの想いと歌声と、笑顔と、涙と、歓声と拍手を、この会場に響き渡らせたい、そんな想いでこのタイトルをつけました。みんな、たくさんの“HIBIKI”をありがとう」と感謝すると、岩沢もファンに向けて拍手を贈った。

 ラストナンバーは「もうタイトルを言う必要もないんだけど、これしかないだろう」と言って、うっすら涙ぐみながら「最後に一緒に歌い切って、燃え尽きましょう」と曲紹介。「栄光の架橋」の歌いだしからファンに託すと2万人の大合唱となり、2番からはゆずも合流。感動的なハーモニーがKアリーナ横浜に“HIBIKI”渡り、最後はセンターステージで北川と岩沢がガッチリと握手を交わした。

 なお、10月1日の3日目公演では、弾き語りとフルバンドスタイルをミックスさせた特別ステージ『BEAUTIFUL × FUTARI & ALL STARS』を実施。11月18・19日に同所でアンコール公演を行うことも発表となった。

■『YUZU SPECIAL LIVE 2023 HIBIKI in K-Arena Yokohama』DAY2 RED×ALL STARSセットリスト
01. ヒカレ
02. うたエール
03. 公私混同
04. from
05. 彼方
06. 慈愛への旅路
07. 桜木町
08. タッタ
09. 夢の地図
10. REASON
11. 君を想う
12. 雨のち晴レルヤ
13. ULTRA HIBIKI PARTY
 ・恋、弾けました。
 ・マスカット
 ・奇々怪界 -KIKIKAIKAI-
 ・言えずの▽アイ・ライク・ユー(▽=ハート)
 ・RAKUEN
14. 少年
15. 夏色
16. ビューティフル
【アンコール】
EN1. Frontier
EN2. 栄光の架橋

このニュースに関するつぶやき

  • 初日行きましたー♪ 11月も当たったら行きますー。ゆずはいつも横浜で観るのが一番盛り上がるよねー
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