ファミマ、20億円かけ「おむすび」刷新　新たな成型機を13年ぶりに導入、圧をかけない“ふわほろ食感”に

　ファミリーマートは、プライベートブランド「ファミマルKITCHEN」の「手巻おむすび」を刷新する。『手巻紅しゃけ』、『手巻辛子明太子』をさらにおいしくリニューアルし、新商品『手巻とろうま卵黄風そぼろ』、『手巻明太マヨクリームチーズ』の2商品を3日から全国で発売する。

【ビフォーアフター画像】お米とお米の間に空気が入り、ふっくら食感に！

　同社の定番商品「手巻おむすび」は、フィルムを開け、食べる直前に海苔を巻く仕様のおむすび。年間出荷数は約3億個に及び、おむすびの中で33％を占める重要な存在であることから、今回、20億円かけて13年ぶりに新たな手巻おむすび成型機を導入。圧をかけずにふんわりさせる“ふわほろ食感”を実現するフルモデルチェンジで、お米や具材の味わいにもこだわった本格的なおむすびを提供していく。

　手巻用成型機の刷新により、海苔・フィルムを巻く前の成型時のおむすびの厚みがアップ。お米とお米の間に空気を抱き、最適な圧力で成型することでふっくらとした食感に仕立てた。また、具材を入れる穴を広げることで、具材量を増やすことが可能に。体積に占める空気の割合がアップしたことで、よりふっくら厚みのある仕立てを実現している。

　おむすび用のごはんは、もちもちした食感と甘味が特長の「コシヒカリ」と食感と甘さのバランスが良い「ひとめぼれ」を使用し、最適な比率でブレンドすることで、ふっくら食感とごはん自体の美味しさがより感じられる。