「進撃の巨人」原作初にして最後の画集が発売決定！ 描き下ろしマンガ収録の「35巻」、ミカサのマフラー、エレンの鍵も付属

TVアニメ「The Final Season完結（後編）」の放送を11月4日に控えた『進撃の巨人』が、原作初にして最後の画集『進撃の巨人 画集 FLY』を発売することがわかった。原作者・諫山創が描いたカラーイラストを完全収録し、描き下ろしマンガ収録の「進撃の巨人35巻」も付いてくる。発売決定に伴い、諫山からコメントも寄せられた。



『進撃の巨人』は、「別冊少年マガジン」で2009年から2021年まで連載されていた、諫山創によるマンガを原作とするダークファンタジー。コミックスの累計発行部数は全世界で1.2億部を突破しており、TVアニメは2013年に放送開始の第1期を皮切りに展開してきた。

シリーズの最後を締めくくるTVアニメ「『進撃の巨人』The Final Season完結編（後編）」では、世界を滅ぼそうと「地鳴らし」を発動させたエレンと、残された仲間、そして幼馴染のミカサ、アルミンがエレンを止めるために挑む最後の戦いを描く。


このたび発売が決定した『進撃の巨人 画集 FLY』は原作初にして最後の画集となるもので、連載開始当初から諫山が描いた全カラーイラストを収録する。単行本や「別マガ」よりも大きいB4判サイズでイラストを体感できる。また、『進撃の巨人』のカラーイラストは、線画（着色前の白黒版イラスト）を諫山が描き、カラーは着色担当者が担当している。この画集では、これまで世に出ることのなかった線画イラストについても一部公開される。

さらに、諫山がグッズやイベント用に描き下ろしたイラストも多数収録。14年の間に描いたイラストの中でお気に入りの一枚についてや、イラストにまつわる思い出を聞いた諫山へのロングインタビューや、諫山と着色担当者とのスペシャル対談も掲載される予定だ。


このほか、諫山がこの画集のために描き下ろした全18ページのオマケマンガ「悪童」とマル秘ネームを収録する「進撃の巨人35巻」をはじめとした、スペシャル4大特典も付属する。裏面の鉛筆で描かれた下書き線も完全再現され、超絶リアルな『進撃の巨人』最終話が手に入る「超精巧複製原画（全57ページ）」、エレンがミカサに贈ったマフラーを完全再現する「ミカサのマフラー」、エレンが父から託された地下室の鍵をグッズ化する「エレンの鍵」と、ファンには見逃せないアイテムが目白押しだ。


『進撃の巨人』の原作初にして最後の画集『進撃の巨人 画集 FLY』は税込み22,000円。完全受注生産品として10月4日より予約受付中で、予約申込は11月30日に締め切られる。書店到着は2024年4月30日以降が予定されている。詳細は画集特設ページまで。

＜以下、コメント全文掲載＞

諫山創

諫山創です。「進撃の巨人」の連載を終えて約2年半が経ちました。
この度、カラー画集を発売することになりました。
大変光栄です。今までの集大成が本でまとめられて嬉しいです。
――と胸を張って言いたいところなのですが、実は僕、カラーイラストは線画までしか描いておらず、着彩作業はとある方にお願いしています。
絵に秀でてるわけではないことで知られていると自負している自分が、こんな凄い着色をできるわけがありません。
連載開始当初から「進撃」のカラーを担当し続け、連載を支えてくださったスペシャリストの存在があってこそ、成り立った作品だと思っております。
今回発売されるカラー画集では、今まで陰で支え続けてくださったその方に注目していただければ嬉しいです。
そして、現在、この画集のための描き下ろし漫画を執筆中です。特典の「進撃の巨人35巻」収録のオマケ漫画です。楽しみにしていただければと思います。


＜商品情報＞
タイトル：進撃の巨人 画集 FLY
著者名：諫山創
ISBN：978-4-06-533946-6
シリーズ：講談社キャラクターズA
仕様：B４・上製本
電子での発売：無し
受注開始日：10月4日
受注締切日：11月30日
発売予定日：2024年4月30日（予定）
価格：本体20,000円（税込み22,000円）
ページ数：200ページ（仮）